なるがままにされよう

アラフォーおっさんが好き放題書く雑記ブログ

1997年8月 四国一周ツーリング記 第5話

なるがです。

 

20年前の四国一周ツーリング日記を書き起こしています。。全行程4日間で周るという、きついスケジュールでしたが、本当に行って良かったと思える旅でした。

バイク乗りならば一度はソロツーリングをやってみるべきです。おすすめです。

人生においてこれが役に立っているかというと、特に何もないのですが。

何かを成し遂げたというささやかな自信みたいなものは得られたと思っています。

それでは。5話です~。

 

 

 

9月27日 2日目 桂浜へ

目が覚めると8:30だった。

しかし良く寝たな~そういや隣にいた彼はどこいった?もう行ってしまったのか?

すると彼が戻ってきた。朝風呂に入ってたそうだ。

まもなくして彼は「先に行きます」と、一足先に旅立っていった。名前を聞けなかったのが少し心残りか。

行き先が同じ方面なので縁があればまた会うだろう。俺はもう少しここでくつろぐ事にした。

9:30頃から朝風呂に入り、今日の事を思う。また一日が始まる。

悪い癖なのか、俺には焦るという事を知らない。マイペースすぎる?

サウナをチェックアウトしたのが10:30だ。あり得ないわー。

 

身支度を整えようやく出発。外は雲ひとつない快晴だ。すでに太陽がギラギラと照りつけている。車の量もかなり多い。少し遅い出発が出だしを後悔させる。もう少し早く出れば良かった。

 

桂浜へは寄らないつもりだった。以前行く機会があって一足早く寄っているからだ。だけどその時は天気が悪く、今日のような快晴ではなかった。時間的な余裕は無いがもう一度行くことに決めた。

 

浦戸大橋を渡り、再び桂浜へとやって来た。

ツーリングのバイクがたくさん止まっている。さすが人気スポット。バイクを降り浜へと向かう。おぉ~写真でよく見るおなじみの景色だ。美しい。

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独りで歩いているとやっぱり淋しく感じるけど、何にもとらわれないでいられる。限りなく自由だ。

この景色をバックに写真を撮ってもらおうと辺りを見回す。そこに一人の兄ちゃんが歩いてきた。彼も見るからに「ツーリングしてます」感を出していたので気軽に声をかけた。

快くOKしてくれ、その後はお決まりの「どこからですか?」で会話は弾んでいく。

彼は横浜から来ているI.Sさん31歳。16日間の休みをもらいツーリングしているそう。なんと俺の4倍もの休み!うらやましすぎる。でも本人はそうでもないらしく、彼女にフラれ失恋旅行なんだと言っていた。

 

記念に2人並んで写真を撮った。お互い住所を教え合い、後で送ってもらう事になった。すごく楽しみだ。

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いろいろ話して、時計を見ると12:30だ。ちょっと長居しすぎだ。

握手を交わし、お互いいい旅を、と言い合って別れた。もう二度と会うことはないだろうその人を、何回も何回も振り返った。

 

バイクの荷物をしっかり固定し直して、さぁ行くか!とその時、「室戸岬の展望台で会いましたよね」と声を掛けてくる3人組がいた。彼らをよく見ると、思い出した。Y君とMさんと並んで写真を撮ってもらった時の彼らだ。

少しの間彼らと話す。昨日の晩は河原の橋の下にテントを張り、あの雨をやり過ごしたそうだ。彼らはこれから足摺岬へ向かう。「また会いましょう」と言い残し、一足先に出発していった。

さて、俺も出発するか。

 

太平洋を左手に真っ直ぐな道が続いている。青い海、ヤシの木、照り付ける太陽と空、まさに南国だ。

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気付くと前にはアメ車のピックアップトラックが走っており、乗っている6人くらいのニーチャンが俺を見ている。そして後ろにはいつの間にか仲間と思われるバイク2台にビタっとつけられてる!

なにこの展開、やばい?と思ったらその瞬間、みんな手を振ってくれた。

はぁーびびったわ~。俺も手を振って応える。

 

アイスクリン屋がたくさん並んでいる。ほのぼのとしたゆっくりした時間が流れているようだ。

仁淀川河口大橋を渡り、宇佐大橋黒潮ラインを快走。海水浴を楽しむ人たちがたくさんいる。俺も泳ぎたくなるが、それよりも水着の女の子達の多さにくぎ付け。これは目の保養だわ〜。

 

断崖上から大きく太平洋を眺めながら気分よく走る。

56号線を走り、須崎~窪川町を抜け、「ユートピア四万十」で休憩。

うどんを食べていると雨が降ってきた。急いでバイクを移動させに行くと、止んだ。戻ってまたうどんを食べ出すとまた降ってきた。ドリフのコントかと思いながら小雨なので無視する。30分ほど休憩して出発。

 

 足摺岬

太陽も傾き始めると今夜の宿を考えるようになる。とにかく暖はとりたいので、ホームセンターに寄り、ガスバーナーとボンベを購入。ロングツーリングには必需品だ。少しずつ要るもの、要らないものが分かってきた。

駐車場で「YAMAHA XJR1300」のライダーと少し会話する。

 

しばらくして「足摺サニーロード」なる標識が見えた。第2ポイントの足摺岬まであと少しに近付いた。