なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

なぜか聴き入ってしまう楽曲 『ブリーフ&トランクス』

なるがです。

 

ブリーフ&トランクス (伊藤多賀之、細根誠)』という男性フォークデュオをご存知でしょうか?

フォークデュオとは、二人組で主にアコースティックギターを演奏しながら楽曲を歌う音楽形態の総称である。1960年代からのフォークソングブームに端を発する。路上ライブ経験を持つものも多い。(wikipediaより)

 主なアーティストに、ゆず、コブクロ、19、などが挙げられます。フォークデュオの楽曲って何故かアットホーム的な、温かみが感じられませんか?アコースティックギターの音色が人間にとって心地良い響きなんでしょうか。

 

その『ブリーフ&トランクス』の楽曲ですが、とにかくココロになじむのです。メロディアスで、アコースティックギターのテクニックも申し分なし。ハモリも抜群。正直歌が上手いとは言えませんが、歌詞とメロディが秀逸でグイグイ楽曲に引き込まれる事間違いなし。

今回はそんな彼らの楽曲のうちの2曲、『まんげつ』『ゴールデンボール』をご紹介したいと思います。とりあえず歌詞をのせておきます。

 

まんげつ

歌:ブリーフ&トランクス

作詞:伊藤多賀之

作曲:伊藤多賀之

 

満月の夜に 万華鏡覗けば

一万個の宝石が 百万個に輝いて見える

 

チンゲン菜の美しさを 静止画に写して

月にファックスを送ろう 億万光年 光は届く

まんげつ・・・

 

ちんちん電車の音

ちんちん電車が今・・・

 

運行してるけど

君のフェラーリで夜空を行こう

まんげつ・・・

 


まんげつ

 

グイグイ引き込まれません?

これを如何わしく感じるのなら、心がすさんでいるんだと思います(笑)

 

それでは次の楽曲、『ゴールデンボール』をご紹介します。勘のするどい方でなくとも、すでに楽曲が何を唄っているのか想像ついている事と思いますが(笑)

 


ブリーフ&トランクス「ゴールデンボール」完全版

 

ゴールデンボール

歌:ブリーフ&トランクス

作詞:伊藤多賀之

作曲:伊藤多賀之

 

どんなに強い男達でも

か弱き鍛えられぬ場所がある

弁慶の泣き所より痛い

太もも近くにある グッジョブベイベー

 

なぜ神様 体内に埋め込まなかったの?

ボクシングチャンピオンも うずくまって泣いてるのに

 

生き残れ 僕らのゴールデンボールよ

人類滅亡のシナリオ ぶち壊してよ

下から蹴らないで ゴールデンボールを

何億個もの命がそこで 時を待ってる

僕らの未来の空が 灰色でも輝き続けよ

 

どんなに弱い男達にも

平等に与えられたものがある

大統領 マフィア いじめられっこも

ボールの中身は同じ グッジョブベイベー

 

でも 自転車乗る時にサドルに挟んじゃって

吐き気がする程の あの地獄がわかりますか?

 

サバイバル形式の ゴールデンボールよ

温暖化なんて怖くない 子孫を残そう

握りつぶさないで ゴールデンボールを

何億個もの希望がそこで 出発待ってる

僕らの未来の海が 濁ってても泳ぎ続けよ

 

絵の具を並べて 微笑む君がいる 

抱きしめたくもなるよ 最初に金色使いきるなんて・・・

グッジョブベイベー

 

生き残れ 僕らのゴールデンボールよ

お風呂入ると伸びるよ ゴールデンバッグが

不思議そうに子供が見てるよ ゴールデンボールを

何億個ものライバル抜いて 勝ち残ったあと

僕らが生まれたのなら このシラケた時代に負けはしない

ゴールデンボールよ・・・

 

 

めちゃめちゃポップでメロディアスじゃないですか?イントロのアコギの刻み、メロとかカッコよすぎ。有名どころにカバーして歌ってもらいたいくらいの出来です。コブクロバージョンとか聴いてみたい(笑)

キン〇マの事を歌っているのですが、実は壮大なスケールが描かれています。

 

『何億個ものライバル抜いて 勝ち残ったあと 

僕らが生まれたのなら このシラケた時代に負けはしない』

 

そうです、この世に生まれてきた僕らはすでに勝ち組なのです。何億という相手との競争を勝ち残ってきた選ばれし存在なのです。こう書くと大げさ過ぎますが、自分の存在をこのような観点で見る事なんて少ないじゃないですか。

もちろん、身体に負担を抱えて産まれてくる赤ちゃんもいます。だけど多くは五体満足に産まれてきます。その事に感謝して生きる事、僕らは何だってできるというエールともとれる歌なのです。(僕が感じるだけです)

 

不思議となぜか聴き入ってしまいませんか?子供が『うんこ』で盛り上がるのとさして変わらないとは思いますが、このアットホーム感は何なんですかね。可笑しくて、ホッとして、癒されるんですよね。例えるなら嘉門達夫の替え歌にも似た親近感とでも言いましょうか。普段言えないことを代弁してくれる存在、これが魅力なんだと思います。

 

お風呂入ると伸びるよ ゴールデンバッグが

 生き残れ 僕らのゴールデンボールよ

 

ではまた。