なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

災害について考えてみた

なるがです。

 久々です。

この連休、とにかくクソ暑いです!熱風です!そして今日の気温はなんと38℃!体感温度は40℃以上にもなるそうです。エアコンなしではとても生活出来ないレベルです。

しかしこんなクソ暑い中、人のために一生懸命働いている人を見ると『感謝』と言わざるを得ません。

ちょっと外に出てみても、郵便配達、荷物の配達、引っ越し屋、家の修繕、電柱・道路工事に警備員と実に様々な方々が頑張っておられます。

快適な暮らしを送れているのもそういう方々のおかげなんですね。

 

話は変わって、最近あった大阪北部地震。人口の多い地域にも関わらず、致命的な被害は少なかったように思います。しかし広範囲にわたって断水、ガスの供給がストップするなど大変な時期がありました。我が家は大丈夫でしたが、職場がちょうど震源のド真ん中で、中は損壊は免れましたが物が倒れたりくちゃくちゃになりました。

そして交通網の完全停止。主要な電車はほとんど動かず、駅の電光掲示板の路線図は真っ赤に染まっていました。こんなの今まで見た事ない。

結局車で職場に向かったのですが、夜になっていたのでとても不気味でした。今ここでもう一発こられたらやばいなと。その日は情報収集だけしてとっとと退散しました。

現在すでに復旧してまた元の生活に戻れているのですが、やはりあの揺れです。いろんなところに爪痕は残していました。

大きな地震の後にはもう一回同じ規模の地震が来ると言われていますが、幸い今のところくる気配はなさそうです。しかし今、人の意識が薄くなり始めた今、もう一度災害について考えなければならない時期なんだと思います。

西日本豪雨による大水害、まさかそこまでくるか!と思い驚愕しました。決して他人事ではありません。なぜなら我が家は河川の横、堤防の真下だからです。

昨年10月に大雨で河川の水位が氾濫レベルを超え、夜中に拡声器とサイレンで避難指示が出たことがありました。

嫁さんと子供は義姉の家へ避難してましたが、僕は大丈夫だろとタカをくくって、仕事が終わってから避難所へは向かわず自宅に帰りました。今から思うとアホな選択だったなと思います。しかし現実は、みるみる上がっていく水位と共に緊張感もけた違いに上がっていきました。すぐ横にある河川が気になり、まともに寝ていられるレベルではありません。そうしているうちに避難指示の放送が。マジで怖くなり夜中でしたが避難しました。

幸い氾濫はしませんでしたが、川はもうタプタプであふれんばかりになっていたようです。大きな川なので万が一あふれた場合、我が家は水没する場所とのことです!ひぃ!

 

自然災害はいつ何時どうなるか分かりません。そしてとてつもない破壊力をもって突然、もしくはゆっくりとその力を人間に見せつけます。その力を前にしたとき人間はなす術がないのです。しかし遠い昔から人間たちは苦難を乗り越え立ち上がってきました。これは本当にすごい事だと思います。

現在西日本の被災地において、過酷な環境と猛暑の中必死で復旧にあたっておられる方々には本当に頭が下がる思いです。そして被災した方々を思うと心が痛みます。

 

自然とは全く遠慮がない。水害の後はとてつもない猛暑をお見舞いしてくるのですから。それとも地球自体がおかしくなっているのか。このような異常気象は日本だけではないようです。

 

地震も水害も、僕はたまたま運が良かっただけで、もしかすると明日被災するかもしれません。南海トラフ地震が30年以内に来ると言われていますが、そうなったときは相当な試練が待っているのかもしれません。今はまだ小さなチビ達も間違いなく経験することになると思います。

ですが悲観するよりも防災の知識を付け、それを子供たちに教えていこうと思います。備えあれば患いなし。その意識を持っていれば少しは事が起きた時でも冷静に行動が出来るのではないかと思います。

しかし相手は自然です。全く予測が出来ません。こればっかりは防ぎようがないのです。なるがままにされるしかないのでしょう。でも備える事は出来る。出来るところからやっていく事できっと役に立つ時があるはずです。

今まで、『自分はたぶん大丈夫』などという意識でいましたが、ここ最近の出来事によって何か真剣に考えなくてはいけないと思うようになりました。ここで僕の悪い癖、思うだけで行動しないという風にならないように!

防災の知識を持つことで被害をかなり減らせることも言われています。

そして快適な生活を送れている代償として自然の怒りを買っている事も忘れてはならないでしょう。