なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

20数年間吸ってきたたばこをやめようと思い2週間が過ぎた

なるがです。

 

あぁ、タバコ吸いてぇ…!!!

 

失礼しました。

僕は今、『禁煙』とやらに取り組んでいる最中なのであります。

現在2週間目。禁断症状みたいなものはまだ出ていませんが、とにかく吸いたい!吸いたい!!のです。(それが禁断症状だって)そんな時は何か別の事をしたり、何かに集中したりしています。でもそれが終わったらいっぷく・・・という思考になります(笑)

それでもなんとか耐えております。

 

ご存知の通り、10月1日からタバコがまたまた値上げになりましたね。(興味ないか)小遣いも少ないですし、これを機にやめてみようと軽い気持ちで思った次第なのです。

高3の時からやってるので(ダメだろ)25年ほどになりますか。すでに肺は真っ黒だと思われます。たばこの害は認識していたにもかかわらず、吸いたい欲望に負け続けてきたのですから、ニコチン中毒・依存症とは恐ろしいものです。

タバコを切らしシケモク(吸い殻)を漁った事もありました。タバコは麻薬と言ってもいいです。

また、タバコの香りで過去の風景が思い起こされることもあり、あぁ、この匂いは…などと感傷に浸れます(笑)

 

環境の変化 

気付けば喫煙者が吸う場所を探すのに一苦労する、隅に追いやられる時代が来るとは思いもしませんでした。

20数年前まで、いろんなところで吸う事が可能でした。今から思うとそれがとても異常な事だったのだと気付かされます。映画館、飲食店、職員室、病院、飛行機内、電車内、特急列車ならまだしも普通列車(鈍行列車とも言っていた)の中にも灰皿が設置されてました。とにかくどこでも吸って良かった時代があったのです。いえ、その環境が整えられていたというべきでしょうか。

もっと前はコックさんが咥えタバコで仕事をしていたと聞いた事もあります。さすがにこれは引きました。当時のコックはそれらは当たり前のことで、厨房には灰缶が置かれていたそうです。これはもう環境以前の話です。あり得ないですね。

 

しかし現在、ようやく本来の姿であるべき環境に近付いているんではないでしょうか。やっぱりどう考えてもタバコの煙は害悪でしかない訳です。そして禁煙を始めてみてようやく分かるのです。この現在に至るまでずっと我慢してくれていた人達が大勢いたんだなぁと。そんな風に思いを馳せる日々なのであります。

当時我が物顔でスパスパやっていた僕らがどんどん駆逐され、今では街中で吸っている人をほとんど見かけません。みんなコソコソと隅っこで吸っています。家でも同じで、家族からも常にブーイングの嵐でした。こうなるのは当然の成り行きだったのかもしれません。

 

タバコの値段

僕が吸ってた『メビウス ライト』(過去のマイルドセブン)は440円でしたが、今月から480円に値上げです。正直きついです。僕はこれがきっかけでやめようと思った訳ですが、ヘビースモーカーの人たちは値段がいくらになろうとやめないと言います。

12年前のフランスではすでに1箱¥700でした。雑貨屋みたいなところで買ったのですが、最初おばはんにカモられてるのかな?と思いました(笑)。そして3年前のシンガポールでは1箱¥1300!。せ、せんさんびゃくえん・・ですよ?外国はすごいです。

ところがです、調べてみたらもっとすごいのがありました。

2018年のマルボロ1箱の値段です。

1位 オーストラリア 2,296円

2位 ニュージーランド 2,020円

3位 ノルウェー 1,539円

なんだこれは…。

とんで、

9位 シンガポール 1,085円

10位 フランス 949円

 

21位 アメリカ 748円

47位 日本 460円

さすがにタバコ一箱に2,000円は出せないです。20数年前はマイルドセブンが220円でした。安っ!これまで1日1箱のペースで購入していたので、現在17日目×480円=8,160円の節約になります。す、すげ~…8,000円あれば何でも出来ますね!

 

禁煙の効果

現在2週間目を越えた所ですが、目に見えて良くなっている実感はありません。

調べてみますと、2週~3週で体循環が改善する。歩行が楽になり肺活量が30%回復するとあります。実感するのはもう少し先ですね。そして、

 

1年で肺機能が改善される。

5年で肺がんになる確率が半分になる。

10年でその他のがん、病気になる確率が減少する。

とあります。

 その他にも、骨折や歯を失うリスクも軽減されるそうです。

こうして改めて認識すると、喫煙のもたらす影響は計り知れないものだと理解できます。そして一番のメリットは、周りの人達へ垂れ流していた副流煙がなくなる事。家族も、子供たちも少なからず被害は被っていたわけです。

 

禁煙の方法

 過去に何回か禁煙を試みた事もありましたがダメでした。ストレスやイライラを鎮めるのにタバコほど効き目抜群なものはありませんでした。そうやって自分をごまかして喫煙の正当性を保っていたのです。

今でもふとした時に買いに行こうかなと思ったり、嫌なことが合った時やっぱり吸おうかな、と思ったりします。自販機の前を通りかかり、「ここで止まれば負けだ。」などと普通の人なら考えもしないような事も考えます。

ちょっとした事でその誘惑に負けそうになります。まだ2週間、この先がどうなるのか、再び手を出してしまうのか、正直自信がないです。

でも、喫煙によるデメリットを目で見る、考えるという事を常にやっています。これが僕にはすごい抑止力となっています。同時に子供たちの事も考えるようにしています。

 

そして、つもり貯金も始めています。もう随分眠らせているオメガのスピードマスターの修理費用に充てたいと思ってます。(高くて手が出せなかった)

自分の為に何かを目標にするというのも禁煙に一役買っています。

 

僕はまだ誰にもタバコをやめたと報告していません。裏を返せばいつでも吸える環境が出来ているというだけなんですが(笑)

いつか聞かれた時サラっと、「やめたで」と言ってみたい。

でも未だに家族から気付かれていないのはちょっと寂しい気持ちにもなります!(関心無しなのか?)

いつかふと気付いて言ってくれると思いますが、その時こそ言ってやりますとも。

「ん?たばこ?やめたで?」と。(ドヤ)