なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

生活習慣病予防健診を受けに行きました

なるがです。

 

 現在ひと月に1記事というやる気の無い状態のこのブログですが、これじゃいかんという事で筆を執ってみることにしました。そもそも普通なら新しい年を迎えた瞬間にブログを立ち上げるものですが、僕ときたら2月に入っても放置しているではないですか。何たる体たらく。いや、書きたいときに書くからここまで続いている訳で、強制的な何かに囚われるくらいなら書かない方がいいのだ。(囚われているから書いている)

 

 さて、話は変わって先日、生活習慣病予防健診に行ってまいりました。

僕と同じおっさんなら既になじみのある響きですよね。あぁ、アレね。そう、アレですよ。主に生活習慣病の事前予防と早期発見を主旨とする健康診断のことです。

35歳以上のおっさんとおばはん、・・・は?35歳はおばさんちゃうわ!!と全ての女性から怒られそうなので、ここではおっさんと35歳以上の女性という事にしておきましょう。

35歳~74歳の被保険者であることが条件であり、協会けんぽの一般健診料として¥7,160(全国均一ではない)が必要です。これは『労働安全衛生法の定期健康診断』の代わり、とする場合は会社側が全額負担します。

詳しい事はいつものように割愛させていただきます。(書けよ)

 

 年に一回必ず受診しなければいけないのですが、誰しもが真っ先に頭に浮かぶのは『バリウム検査』ですよね。まぁ現在ではバリウムの代わりに「胃カメラ」を選択する人が多い様ですので、もしかするとバリウムを飲んだことが無いという方も存在するのでしょう。ただ、胃カメラは別料金のところがほとんどです。

 

看護師さんに「バリウム胃カメラ、どっちにします?」と聞かれ、「ん~、どっちがいいですか?」と聞き返すと、

「検査に引っかかった場合、結局は胃カメラで検査することになるから、胃カメラの方がいいと思いますよ」

「じゃあ胃カメラで!」

「はい、じゃ別料金になりますね」

「分かりました」

「では、受診日時ですが、胃カメラの使える日は〇日と〇日です」

「え?・・・どの日も無理っす……。」

「じゃあバリウムですね」

 

こうして結局はバリウムになります。

 そうなのです、この健診はこちらの都合は通用しないのです。毎年やってるから分かってるはずなのにいつもこうして「え?…」とか言ってるんですよ。初めてのおっさんかっての。早めに予定を組んで予約しましょう。

 

 この『バリウム』なる、聞いた事あるけど一体何なん?という方のために簡単に説明します。

原子番号56の元素。元素記号はBBA・・・もとい、Ba。アルカリ土類金属のひとつ。密度が大きく重いため、ギリシャ語で「重い」を意味する単語(書けねぇ)にちなんで命名された。

なんとこれ、軽金属に分類されるんだそうです。

 

単体では銀白色の軟らかい金属。……今から説明するとあと2000文字以上必要なので残念ですがここでは割愛しますね。興味のある方は自分で調べて下さい。

分かりやすく説明すると『白いペンキ』を飲むんです。(説明ではない)

 

胃を膨らますために、まず顆粒の炭酸を流し込みます。

「検査が終わるまでゲップは我慢してくださいね。」

と言われてるそばから「げふぅ…」と少し出てしまいました。そしておもむろに白いペンキの入ったボトルを渡されます。

いや~見慣れてるとは言えあのペンキの量を見ると正直萎えます。

全部飲み干してからは看護師さんの言われるままに、あんな体勢やこんな体勢、ええ?こんな体勢まで⁈と、ありとあらゆる体勢を取る事を強要されます。年下の女性に言われるのも悪くないな。

とまぁ、こんな感じでバリウム検査は進んでいきます。(一応念の為に言いますが本当に白ペンキを飲むのではありません)

 

 次の検査項目は血液検査でした。血圧を測定し、腕を縛られ注射針をスッと血管に刺されます。この看護師さんめちゃくちゃ手際よい。

見る見るうちに僕の赤い血が試験管の中に吸い込まれて行きます。3本も取ってるので、どれくらいなのか聞くと「10㏄くらいやで」と。10㏄でも結構多く見えるもんです。

男は普段から血を見慣れてないから結構ショッキングな光景なんですよね。漫画でよくある、エロいシーンで鼻血を出すとかありゃ嘘ですよ。出ません。

 

注射した箇所を押さえながら最後の項目の『問診』まで椅子に座って待機です。

ここである事に気付きます。バリウム検査を終えたじいちゃんばあちゃんが口のまわりにペンキをいっぱい付けてそこたら中で歩いているのです。検査自体が35歳~74歳が対象なので必然的にジジババもいるんですが、ある意味カワイイというか、この光景は吹き出しそうになります。

 程なくして「○○さーん、どうぞ~」と呼ばれ、診察室へ入ります。

 

ファーストインプレッション、

エロいっ!!!(失礼)

 

やば!女医さん、エロい!というか雰囲気が、フェロモンがやばい。歳は30代前半くらいか。

 

色々と質問されているんだが全く頭に入ってこない。ん?何か言った?

「ちょっと眼を見ますね…。」と、いきなり接近、顔ちかッ!

「じゃあ胸の音聴くんで、服を上までまくって下さい。」やば、心臓バクバク(笑)

でろーんとしたメタ腹をエロい女医さんに晒す、今まで感じた事のない羞恥心。

 

「次はそこのベッドに仰向けで寝て下さい…。」

おいおい、次はなんやねん⁈(嬉)(何を期待してんねん)

 

うっ…!腹を、優しく……揉みだした!!

 女医さんの…細くて柔らかく…温かい指が…オレのメタ腹を優しくさすっている……。

 

これを至福と言わず何と言おうか……あぁ最高の心地よさだ…。

 

 

「はい、大丈夫ですね。」

ハッと我に返り、一体オレは何を考えているんだ!と服を直しながら自分が恥ずかしくなりました。

いや~でもあれは反則です。鼻血こそ出ませんでしたが、一瞬ここは病院ではないと思いました。(病院です)

 

健診の結果はまだ送られてきていないのですが、2週間から3週間かかるようです。

 

 

 人間の身体はいつまでも丈夫ではありません。年齢を重ねるごとに確実にどこかは弱っていきます。そしてどんなにメンテナンスをしていてもいつか必ず死にます。これは生き物の宿命です。僕の身体も20代の頃のようにはいきません。なので、年に1回の健康診断はとても重要です。

車の修理をメカニックに見てもらうように、病院へ行き、身体の事を知り尽くしているプロに見てもらいましょう。

現在コロナ禍でいつも以上に仕事量が多くなっているのに、病院のスタッフさん達の優しいてきぱきとした応対には本当に頭が下がりました。感謝です。

身体のメンテナンスは本当に大事ですね。健康が何よりの宝物ですよ。これに勝るものは絶対にありません。

 

僕はと言えば、今回の結果と真摯に向き合い、まずは自己管理の甘さの象徴である、このメタボからの脱却を目指します。もうすぐ健診結果が送られてくる頃です。ちょっと不安な面もありますが、何があっても改善の努力をしていかねば。

あ、もし心臓に何か異常が出ていたなら、たぶん、アレが原因です。