なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

2002年8月 2度目の九州一周ぼっちバイクツーリング記 5日目、6日目

なるがです。

 

 5日目は本当に何もなく、ただ走って終わりの一日でした。終始雨に降られ、大して距離も走ってないのに早々とホテルにチェックインです。

6日は本土最西端へ向けて走ります。端っこが大好物なのは僕だけではないはずです。何かを満たしてくれるものが端っこにあると思うから行きたくなるのですが、たいていは満たされず制覇した感が湧きません(笑)

その後は本州を離れる事を思い付き、『壱岐』まで足を延ばす事にしました。

 

8月30日

 7:00過ぎに目覚める。サーっと聞こえる外の雨音に今朝も絶望感に打ちひしがれる。すでにやる気ゼロだ。8:00には出発したかったのだが、全然出る気になれなくて結局10:00になってしまった。

ため息をつきながらイヤイヤ雨の中を出発する。しかし本降りの雨ではないか。あまりにひどいので今日は中止か?と思うが、やはり頑張って走る事にする。

 

 ツーリングバイクの姿は殆ど、いや、まったく無い。そりゃそうだ、こんな雨風の中を走るアホはいない。国道3号~208号~とひたすら走る。

 途中何を思ったかコインランドリーにて洗濯を始める。隣にホカ弁があったのでついでに購入。

洗濯を待っている間に食べていたのだが、この待機時間がある意味いい気分転換になり、ついでにささっと着替えも済ませてしまった。乾燥させてふわっと温かい衣服に着替えると気分も和らいでリフレッシュ出来た。頑張って走る。

 

 今日は佐賀市で打ち止めの予定だったが、武雄市まで進む事にする。17:00『セントラルホテル武雄』にチェックイン。¥5700也。最近は何の躊躇もなくホテル宿泊を選択している。まぁこの天気では仕方ないわな。しかし出費がきつい。

f:id:narugapapa:20181231012725j:image

 部屋でくつろいでいるがとにかくヒマだ。今日はコインランドリーが唯一のイベントだった。明日はもう31日。早かったな~。9月3日には帰ってないといけないので、残された時間はもう少ない。正味あと3日。心残りはあり過ぎるが、せめて思い出に残るツーリングにしたい。

 

8月31日

 8:30に起床。ホテルだとどうしても長居してしまう。今日で8月も終わり。あっという間の夏だったな。

 相変わらず外はひどい嵐だ。もう嫌や~。出るのが本当におっくうになる。それでもチェックアウト時間の為仕方なく出る。ギリギリまでホテルで粘って11:00出発。35号線で佐世保方面へ。

 佐世保市街を通過し本土最西端を目指す。雨も小降りになってくれていい感じだ。どうかそのまま保っててくれ。

 気が付くとどうやら道を間違えたようだ。引き返す途中に休憩施設を見つけたので一旦休憩する事に。ついでに腹も減ったし食事もしていこう。

 刺身定食を頼む。¥600。これがうまかった。おふくろの味とでも言おうか、素朴であたたかいほっとする味だった。ずっとまともな食事をしていなかったのでめちゃくちゃ美味しかった。

 お店のおっちゃんに絵葉書をもらったり、おばちゃん達が色々話しかけてくれたり、久し振りの人との交流がとても楽しく嬉しかった。ふと立ち寄ったお店が大当たりだった。

 

 海辺はさすがに風が強烈だ。しばらくしてようやく本土最西端への入り口が見えた。

到着。ここから先っぽまでは歩いていく事になる。
f:id:narugapapa:20181231012702j:image

海は大時化。こんな日にこんな場所に来るアホは居ない訳で、当然の如く俺一人だけだった。モニュメントの所までは波がすごく、とても近付けるものではない。飲み込まれそうな勢いで恐怖を感じた。
f:id:narugapapa:20181231012742j:image

荒れ狂う最西端の景色


f:id:narugapapa:20181231012713j:image

ぼっち記念に一枚。本土最西端制覇。

 

  再び佐世保市内へと向かう。今日のスケジュールは終わり。今日の宿としてカプセルホテルを教えて貰ったのだが、何となく落ち着かないのでそこはやめた。いつも通り安定のビジネスホテルにした。

今日は少し資金を抑えようと安めのホテルにしたが、やっぱり後悔した。ボロいホテルはダメだ。あと2000円出してもキレイなところにすべきだった…。

…ここまで来たら完全に麻痺している。寝れたらOKという基本方針を忘れている。雨降りとは言え贅沢もほどほどにせねば。

 

 しかし明日はどこへ行こう。まだ明日も雨は続くみたいだが、台風のおかげで随分と予定が変わってしまった。本州に留まっても雨だし、いっそ四国に渡ろうか。しかし腹減った。

 ここで『壱岐』という島の存在を発見。ここから距離も近いし、呼子からフェリーが出ている。おお!これは行くっきゃない!まったくの思い付きの行動。俄然楽しくなってくる。明日は久々に早く出るか!