なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

おっさんだからさ

特別お題「わたしがブログを書く理由

 

 最近めっきり書かなくなって久しい僕ですが、書きたい気持ちは常にあるんです。日々起きる出来事や感じる事、思う事、こんなにたくさんの素晴らしい材料があるのに、最近の僕の体たらくときたらロクなもんじゃないです。

そんな僕の書くタイミングはずばり「書きたくなったら」です。では今回がそうなのか? と言われたらたぶん違います。(違うんかい)

今回は、原点回帰とも言えるこの文言の放つ無言のプレッシャーに負けて筆を取ったにすぎません(笑)

確かに、「ブログを書く理由」なんてものは今まで深く考えていませんでした。元はと言えば、遥か遠い昔にバイクで旅をした(4日間ですが)事を書き記したい、残したい、そう思った事がきっかけでした。では何故ブログに書こうと思ったのか? やはりこの心に残った出来事を、誰かに知ってもらいたい、読んでもらいたい、伝えたいと思ったからにほかありません。

 自分が経験した事って、少しでも誰かに話したくなりますよね。これらの殆どが例え独りよがりだとしても、感動したり心に響いたものだったなら尚更です。僕はこの旅での出来事は一生ものだと感じたので、道中忘れないように、一日の終わりには日記を付けていました。そしてこれらをまとめるにはブログというツールは最適だった訳です。

まぁ問題と言えば、この様なド素人のつたない文章を誰が興味を持って読むのかという事です。自分が感動した事を文章で表現する。映像や音声の入った動画ならともかく、文字だけで書き表す!のです。これは本当に難しいです!

 

 最近は動画コンテンツが非常に多くなりましたね。百聞は一見に如かず、分かりやすくて良いのですが、受け手の感受性が弱くなって来るんじゃないかとも思うのです。つまり頭でモノを想像しなくなるんじゃないかと。

なので常々息子には、動画を見るのも程々にしろよ、と言っております(と言いながら僕はYouTube三昧です)。

その点、活字のある漫画本の方はしっかり頭を使います。目から入ってくる情報を考え処理する必要があるからです。

どの順番で読むのか、これは何と読むのか、コレはどういう意味なのか…まぁこんなクソ真面目に捉える事はまずありませんが、意識せずに頭を使っている事が分かると思います。

漫画本の良い所は好きなタイミングで読むスピードをコントロール出来る事です。理解出来なければページを遡る事も出来ますし、分からないまま流される事なく物語に向き合えるのです。

またキャラクターのセリフからは、こういう場面ではこの様な言い回しをするのか、とか色々と学べる訳ですよ。皆さん確実に実践してませんか?「お前はすでに死んでいる」とか。

え~、でも動画からも学べるで~?? との声が聞こえて来そうですが、今は、今だけは言わないで下さい。とにかく文字を見て、読んで理解する事は考える力を養うにはもってこいだと思うのですよ。特に最近はね。

その上級クラスともなれば挿絵がほんの少しだけ、活字のみの小説等になるのでしょうか。これはレベルが高いですよ。文字だけでその世界観を理解するには相当の修業が必要です。

あいにく僕自身は本を読むのは好きな方で、修行レベルでもなく特に苦痛に感じる事も少ないです。ただ、買った本を寝かせている期間が非常に長い事、また三日坊主になる事も多いです。(それを苦痛と言う)

どーやったら最後まで読めるのか理解できません。

 

 しかし文章であり文章ではない、いやこれは文章と言うべきか。そう、掲示板等への書き込み、例えば2ちゃん等がこれに当たりますし、あとTwitterもといX等でのSNS媒体ですね。これらは大変興味を引き付けられるものがあります。何でしょうか、リアル感というかそこにあるのは人の生き様であったり、本音が垣間見えるからなのでしょうか。文字が生きているんですよ。でもこれはちょっとブログの世界とはまた違う気がしますよね。

ブログはいかに文字を生きているように見せるかが大事。(ハードル上げすぎるな)

 

例えば体験談なんてまさに生きてる文字そのものです。つらつらと文字だけびっしり書いてあるだけなのに、この躍動感と言ったら!文字が生きているのだよ! 男女の修羅場の話なんかは永遠に見てられます(笑)あの面白さは何なんでしょう。人間はやはり贖えない生き物なのだと痛感させられます。しかしもっと凄いのは官能小説の類いですよ。あれはすごい。あれを読む事は神の領域に入る事を意味します。マスターゴッドですよ。

 

少し脱線気味なので話を元に戻します。

題目でもある、何故ブログを書くのか⁈

これに向き合う答えが今やっと分かりました。

 

「おっさんだからさ」

 

何かよく分からない答えが出て来ましたが、分かってくれる人はいるはず…。

この場合は、アニメ「機動戦士ガンダム」のワンシーンのセリフからの「何故」という言葉に反応したものですが、ガンダムだけじゃなく、こう言ったしょーもない事でも自分の好きな様に思った事が書ける、声ではなく文字に起こせる所が魅力なのです。

ブログの良いところはこういう所でもあり、書いてて本当に楽しいなと思う次第なのであります。

と同時に、言葉の持つパワーはすごいという事。すなわち文字であり、文章です。

 

中二病真っ盛りな青い春、国語辞典の中にある無数の刺激的な活字を見ては妄想を駆け巡らせていた日々、レベルが上がってあーいう本を買える様になっても、お爺さんが番頭を務める書店を探し回った事。

そして気付いたのは、そこにある出来事の全てにおいて、いつも隣には素敵な文字達があったという事。(説得力なし)

 僕は真面目な事もアホな事も書きたいし、そして何と言ってもやはり面白い文章に出会う事は俄然書く意欲を高めてくれます。

何故ブログを書くのか? 人生の半分を生きてきたおっさんだからこそ、経験に裏打ちされた書かずにいられない何かが沸々と湧き上がって来るんですよ。(そんなに書いてないやろがい)