なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

2002年8月~ 2度目の九州一周ぼっちバイクツーリング記 8日目

なるがです。

 

 九州一周ツーリングも気付けば8日目に突入。これで一応すべての行程は終了。あとは帰路に就くのみです。四国のときの様な達成感はまったく無く(笑)、異様に疲れた旅となりました。

日本は狭いようで広い。九州だけでもめちゃくちゃ広い。

 

 

9月2日

 朝5:00に目が覚める。まだ外は暗い。さっと支度をして5:30に旅館を出た。フェリーの出発時刻までは1時間弱あるのだが、その前にちょっと行きたいところがあるのだ。

 

塞神社 さいじんじゃ

  思ったよりも小さい作りの神社だった。民家と同じように町の風景に溶け込んでいる。ここ塞神社に祀られているのは女神という事で、縁結び・夫婦円満・性の病・安産・子供の守護などに御利益があるという。そしてなんといってもここの目玉は、あまりにもリアルなナニ、すなわち男根の御神体である。

 

 (日本書紀に登場する猿田彦(さるたひこ、あの伊勢の猿田彦神社か!)の妻、猿女君(さるめのきみ)が祀られています。しかしこんなところにひっそりと妻がいるとは知りませんでした! もともとダンナが道の神という事で、交通安全のお参りをする人も多いそうです。僕もしっかりお参りしてきました。)

 

『明治時代末期までは、壱岐に上陸した男子は女神に男根を見せないと怪我をするという言い伝えがあったため、塞神社で一物の御照覧を願った。』とオモテの看板に書いてある。しかし見せないと怪我をするとはあまりにも強引だ(笑)

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(社は閉まっていて見れなかったのですが、中にも色々と祀られています。)

 

なるほど、それでこの御神体が祀られているのか。(本当は御神体でも何でもないらしい。)

 そしてこれが塞神社の御神体の一物である。かなり御立派なイチモツだ。黒光りして力強くイチモツがそそり立っておられる。そしてこのイチモツはかなりデカい。俺の身長を余裕で超えるイチモツだ。形も申し分ない。まるで俺のイチモツとは比べ物にもならない。いや、俺のイチモツなどとは恐れ多くてとても言えない。俺のポークビッツと言わせていただく。
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(あまりにリアルなのでモザイクをかけました。お見せ出来なくて残念です)

 横から見た御神体もかなりのイチモツだ。見るからに硬そうなイチモツなのでこれだけ硬いイチモツだと凄いパワーをもらえそうなイチモツだ。 何でも丑の刻に誰にも見られずにイチモツに触れることが出来るとイチモツの御利益にあやかれるそうだ。ちょうど朝早かったから誰にも見られていないぞ。丑の刻ではないが思う存分このイチモツ……もとい、御神体に触ってきた。(ガチで丑の刻にそんな事してたら変質者以外の何者でもない)f:id:narugapapa:20190102162816j:image

 そして女性参拝者にも凄く人気があるそうだ。皆んな恥ずかしがり(?)ながらも喜んでイチモツに触って行くらしい。そりゃ人気だろうよ。(何故か不機嫌、フォーカスするポイントがズレてる)

ぶっちゃけ今の俺には御利益とか全然関係のない事だ。フン。

 

(このような生殖器信仰は日本全国47都道府県すべてに存在しているという事です。男性生殖器のみならず女性生殖器も同じように存在しています。生殖器とは生命を宿すもの、生みだすものであり、神の力として信仰されていたのも頷けます。

恥ずかしいものだと認識されがちですが、昔の人達はある意味大らかというか真剣に捉えていたというか、ユーモアがあったのですね。現代とは大違いです。一番身近な存在でありながらなかなか触れられないもの。矛盾しているようですがこのような信仰は大変おもしろく興味深いです。)


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(結局見せんのかい)
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(どうですこのイチモツ。皮がだれ下がってる?…でも本物はこんなのとは違いますよねー(笑) ←軽いセクハラ

凄くリアルですがもっとリアルでエグイ事してる神社もあります(笑)子供にはとても見せられない事まで。 

 蛇足ですがこの5年後に結婚して子供も授かるとは思いもしませんでした。きっとこの時に触りまくってきたからだと思います。)

 

 

帰途に就く

 7:00発博多行きフェリーにも無事乗船出来た。長いようで短かった九州も終わり、ここからは大阪へ向けての帰途に就くのだ。やはり少し淋しいものがあるなぁ。
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壱岐ともお別れ。朝焼けの漁港がとても気持ちいい。今日は天気も良さそうだ。


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船上から。猿田彦大神の妻、猿女君よ。どうか無事に帰れますように。

さようなら壱岐島


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目の前に博多の街が見える。2時間半の船旅はとても気持ち良かった。
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博多港

博多上陸、街へ出るかと思いきや素通り。時間配分を考えると今日はあまりゆっくりもしてられないのだ。残念だが諦めて小倉へ進路を取る。


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小倉港から下関行きのフェリーに乗船。関門海峡を約13分で運行。渡し的な役割の船だ。しばし休憩。
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(この小倉~下関を結ぶ『関門海峡フェリー』も、時代の波には逆らえず利用台数が大幅に減少、収支悪化の影響により2011年11月30日をもって運行を休止しています。)


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下関到着。関門海峡はこうして見るとても広々として大きい。
ここから191号線に乗り日本海に沿って走る。この道はとても楽しい!天気もすこぶる良く、このルートを取って正解だ。