なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

2002年8月 2度目の九州一周ぼっちバイクツーリング記

なるがです。

 

 やっと待ちに待った年末休みに入りました。今年はなんと12日間の休みです!この間に書けなかったツーリング日記を完成させる予定ですが、すでにだらけた生活を送っておりますです(笑) 

まえがき 

 今から約17年前にバイクで九州一周をしました。その前年も全く同じことをしてるので2度目の九州一周です。何も連続でする事無いだろうに……当時何が僕を行動に駆り立てたのかいまだに思い出せません。今となってはどーでもいいんですがね。

17年も経つと記憶も曖昧になりますが、やはり強烈に心の中に存在して絶対消える事はありません。人生においてこの様な経験が出来たことを誇りに思いますし、僕の宝物でもあります。しかし無事だったから言えるのであって、事故でもしていれば全く違うものになっていたでしょう。神に感謝。

 前年にお世話になったHさんに会って再度お礼を言いたかったのですが、会う事は叶いませんでした(連絡先知らない)そううまくはいかないもんです。そして今回のツーリングは9日間でしたがそのほとんどが雨! でした。正直最低な旅でした。雨の中を走るのって本当に萎えます(笑) なので太陽のありがたみが身に染みた旅でもありました。しかしなんやかんや言ってもやはり楽しかったです。旅の最中につけていた日記を元に、楽しみながら、記憶を辿りながら適当に書いていきます。

 

2002年8月25日

 南港21:00発の別府行きフェリー「さんふらわあ」に乗船。見覚えのある船内が懐かしい。今回も2等客室、いわゆる雑魚寝部屋だ。船内では亡霊のようにふらふらと行く当てもなく、あっちへ行ったりこっちへ行ったりするだけの時間を過ごす。23時に就寝。船のエンジン音としんとした客室がなぜか心地よく落ち着く。

 

8月26日

 ついに九州、別府港に到着。午前10:00。2度目の九州上陸だ。今度の旅はどんなものになるんだろう…楽しみだ!f:id:narugapapa:20181227155230j:image

 しかしここである事に気づく。船から降りるときにバイクの姿がないのだ。前回は何台か見かけたのだが…。

 

今回もまず九州横断道路へと向かい、「やまなみハイウェイ」を走る。何度見ても(2度目)素晴らしい。緑の景色と広大な空間を思う存分堪能できる。早くも写真を撮りまくる。

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 (写真が悪すぎて鮮やかな景色が全く伝わらない……)

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(めちゃくちゃきれいなんですが……)

 

 今回は前回とは少しルートを変え、大観峰へは寄らずそのまま阿蘇山を目指す。

天気もすこぶる良い。少し曇りが掛かっているが太陽が出ているので良かった。しばらく走ると見覚えのある屋台が。『阿蘇とうもろこし』にちょっと顔を出してみる。

「おばちゃん久しぶり!」 

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とは言えなかった。さすがに言われたら向こうも引くな。あんた誰やねん。

あれは去年僕に味見させてくれたおばちゃんだったんだろうか。

 今回も生の剥きたてを味見させてくれたのだが、みずみずしい甘さでエグミも無くとても美味しい。「おばちゃん美味しいわ!」 と言って買わずにそこを立ち去った。

 

(『 Aso Sweet Corn』現在はこんな風にしっかりした建物が立ってます!)

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この道は本当にいつ走っても(2度目)気持ちいい。ワクワクさせてくれる。

ピースも何台か交わすがハーレーの人達は何故かしてくれない。同じアメリカン同士なのにとても寂しく感じる。

 このピースってやつは最初は気恥ずかしいが、結構中毒性がある。あのどこの誰とも分からない奴と挨拶するという非日常的行動がそうさせるのか。返してもらった時のあの気持ち良さを表現することは難しい。そして僕はまたその気持ち良さを求めピースしまくる。そのやり過ぎの結果が同じアメリカン同士なのにという逆切れに繋がっているのだ。そう、ただの逆切れなのだ。返すのは義務ではない。あくまで好意で行っているのであり、相手の無事を願い、良い旅をとの思いを込めてするものである。

あまりにやり過ぎるのでジモピーにまでやってしまい変な目で見られる事多々。見極めは大事だ。僕は完全に目的を見失っていたわけだ。

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阿蘇山

 前回は火山ガスが酷く火口付近に近付くことが出来なかったのだが、今回は行けた。硫黄の臭いと不気味なエメラルドグリーンの火口がすごいの一言!
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撮ってくれたのはありがたいが、このショットは微妙だ。


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落ちたら確実に死ぬ。
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(これでもまだギリ20代なんだな……信じられん。時の流れとは早いものです)

 

高千穂峡通潤橋

 山を下り次のポイント高千穂峡へと向かう。途中雲行きが怪しいな~ヤバいかな~と思ったらやっぱりやられた。だだっ広いので雨宿り出来そうな場所がない! とりあえず木の下で少し休み、カッパを着て荷物にシートをかけ何とかカタチにはなった。

天気予報で雨の確率も高めと分かっていたが、やはりきたか。初日からの雨はさすがに堪えるな。

 しばらくして高千穂峡に到着。時間は16:00をまわっている。カップルのツーリングバイクがいたので話しかけようと思ったのだが、近づくなオーラがすごくてやめた。目すら合わせてくれなかった。淋しいなぁ。

前回はこの付近でHさんと出会い、高千穂峡を諦めたんだっけ。今回来られて良かったと思う反面、雨だと感動も半減するもんだな。天気が良かったらな~残念。

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ボートに乗りたかったけどぼっち度が高いと判断、やめた。

 

次に向かうは通潤橋だ。雨も止んでドカシー(ブルーシート)を取っ払った。そしたら雨が降り出す。さっきよりひどい降りだ。荷物はびしょびしょになってしまった。荷をほどくのがめんどくさくなったのでコンビニでゴミ袋を買い、荷物を覆う。ちょうどいい、少し休憩だ。そしたら晴れてきやがる。舐めてんのか。

しかし天気は回復、夕日がまぶしい。通潤橋はすぐ目の前だ。

通潤橋

 18:30 道の駅通潤橋到着。まだ少し陽があるので橋を見る事が出来た。

建設:1854年

材料:石

全長:78m

幅:6.3m

高さ:20m

(興味のある方はWikiで)
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おっちゃんが一人撮影していたので、撮ってもらおうと声をかけたら承諾してくれたものの、めちゃくちゃ嫌な対応されてとても悲しくなった。タイミングとかあるから撮影のお邪魔したのは悪いなとは思ったけど、なんかね。


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橋の上からの景色。柵とか一切なく落ちる危険もあるのだが、今まで人が落ちたことは一度もないそうだ。穏やかな落ち着いた感じのする場所だ。

という事で今日のねぐらをここ『道の駅通潤橋』に決定。時間はまだ早いが屋根もあるし、人も少ないし、何といっても落ち着く。のんびり過ごす事にしよう。


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しかしやることがない。

明日のルートを練ったり、ウロウロしたり。立ち寄る人もめったに無く、地元のヤンキーが車で来たときはビビったけど特に何もなく。

22時過ぎ、そろそろ寝るかと思いベンチに銀マットを敷いて横になるが、寝れない!全然眠れない!なんで?

朝方になってようやくウトウトし始め、少しだけ眠ることが出来た。

 

 

 

 

働き方改革に期待している

なるがです。

 

 良く言われている飲食業はブラック、認めたくはないですが確かにブラックです(笑)今さら説明もいらないくらい『飲食業=ブラック』と認知されてしまっています。素晴らしい職業なのになんでこうなった?そして現在ようやく、本当にようやく働き方について見直される時代に入ってきました。これで何の進展もなければ今後は衰退していくのみだと思います。自分もそうだからではないですが、特に料理人・調理人の環境を改革しなければならないのではと思います。特に深い意味はないのですが、料理人と調理人は別物です。働き方も考え方も別物です。分かりやすく言えば調理人はサラリーマンと言えます。どっちが偉いとか言ってるのではありません。世間ではここを同じに捉えているのでなかなか理解されにくいのです。

 常に人材不足なこの業界の慢性的な状況を改善しなければ、今後ますます人材の流出に拍車をかけるだけです。料理界の入り口は華やかでカッコいいのですが、9割が続かずに辞めていきます。この続かない要因も深く掘り下げて追求、改善しなければならないと思います。

 

 長時間労働

これが一番の離職要因なのですが、この仕事はもうこういうものだと思うしかないです。こういうものと言ってしまえばもう話にならないのですが、こういうものなのです(笑)

個人店などはまさにそうです。彼らに労基法は適用されないので長時間労働だろうが関係ありません。飲食業はこの考え方が根付いてしまっており、料理人は特にその傾向が強すぎです。

 彼らは毎日早朝から夜中まで働いています。やる事は山程あります。ここでは敢えて言いませんが山程あります。とにかく山程なんです(笑)

 ですが、彼らはそれをツラいとは思いません(本当はツラい)

そしてこの仕事は、朝から晩まで働いてようやく一連の流れが掴めるのです。これを身体で理解しなければ、面白みも何も分からないでしょう。逆にハマれば楽しくて仕方ない仕事です。

 夢をもって業界に入ってきた新卒者や脱サラ組の一部はこれに気づかないまま、『長時間労働』だけにフォーカスするので次第にあほらしくなり辞めていきます。まわりが定時上がり、アフターを楽しんでるのを見れば誰だってそうなります。

何でもそうですが、コツや流れを掴むまである程度時間がかかるものですが、この仕事はやたら長い(笑)昔から一人前になるには10年必要と言われるのはそこなんだと思います。

ちょっと何言ってるか分からないんですけど……となると思いますが、多分一般の人にはこの感覚は理解出来ません。

僕はもう少し家庭を重視したかったので、土日休みの仕事に転職しました。けど現在は以前と変わらない状況です。結局こうなるのはなんでなんでしょうかね。つまり人を減らして利益を確保する考え方が浸透しているからです。これでは長時間労働はなくならんでしょう。特にこの仕事に関しては。

 

パワハラ問題

 この業界は本当に多いです。一流と呼ばれる所と、その真逆の所ほどその傾向が強いのではないでしょうか。全く性質が違いますが。料理に対して真剣であればあるほど厳しいです。中途半端が大嫌いなのです。当たり前です。

 しかしだからといって蹴ったり殴ったりは違うと思います。それが一番即効性があるので使いすぎるのです。ですが料理人とは生き物の命を頂いて人の命を預かっている仕事です。間違ったことをしていれば殴られるのは当然です。しかし厄介なことに使い方を誤る輩が増えすぎました。その誤った使いすぎの結果が現在の離職やブラックと言われる所以に繋がっているのではないでしょうか。今さら遅いですが。

 僕も若い頃はずいぶんとやられました。もたついているだけで蹴られ、酷い時は包丁を向けられ刺すぞど脅された事もあります。パワハラという言葉が出てきてくれて今は本当にやりやすい時代になっていると思います。もちろん全員がそんな人ばかりではありません。人格者もいます。しかし今でも恐怖政治のところはごまんと存在していると思います。とどのつまり人によるところが大きいと言えます。いくら美味しい料理を作ろうが、暴力シェフの作るものは食べる気にもなりません。

 

 

低賃金

 若い子は全然貰えてないと思います。これは仕方ないです。この仕事を選択したのなら最初は辛抱するしかありません。しかし海外では割としっかりした待遇で迎えられていると聞きます。 飲食業は割と誰でも出来る仕事で、実際そうなのですが、それに便乗して低賃金でこき使うイメージが定着しています。この底辺なイメージも払拭していかなければならないと思います。待遇を良くするには大企業のシェフになるか有名になるか、個人店で一発当てるか、統括する立場になるか、ぐらいしか思いつきません。

厨房でしこしこ働いていても現在の社会なら一生給料は上がらないでしょう。朝から晩まで働いてもこれっぽっちの給料……ではやる気も失くして当然です。

 

長時間労働パワハラ、低賃金とくれば辞めるに決まってます。

 

サラリーマン調理人の仕事

 だから今度の働き方改革には期待しています。これらの問題点がすべて解決できるかもしれないじゃないですか。調理場の人材不足も解決、これですべてが良くなるに決まっている(笑)

ただし、やっぱりこの仕事の性格は特殊と言わざるを得ません。仮に定時8時間ですべてを学び、技術が身に付くとは思えませんし、実際に長時間労働してみない事には本質が見えないとも思えるのです。そういう仕事は他にもたくさんあると思います。矛盾しているのですが。

 偉そうに言っていますが僕は料理人ではありません。サラリーマンの調理人です。そもそも料理人には時間の概念があまりありません。あるだけ使います(笑)

そうではなくて、サラリーマン調理人の意識改革、仕事の仕方も見直さなければならないと。僕らリーマンは料理人ではない。料理人の感覚を持ち込み過ぎだと考えます。この現状から脱却するには、『俺は料理人』みたいなプライドは早く捨てて、この改革に何としても便乗しなければならないと思ってます。そして最も大事なことは業界以外の人に現状をもっと知ってもらう事でしょう。きれいな面ばかりが目立ちすぎで、ギャップがすごい(笑)

逆に言えばこれを逃せばもう次の便は来ないんではなかろうか、とさえ思います。

 やっともの言える立場まで来ました。たぶん上手くいかないと思いますが言うだけは出来ますから頑張る事にします。

 

 

 

 

働き方改革に期待したい

なるがです。

 

 

 先月、中途社員のオッサンが飛びました。飛び降りでも羽ばたくという意味でもなく、バックレたという意味です。

 

根気よく面倒見て行こうと決心し頑張ってきましたが、よく音信不通になるので素行不良を直すよう警告を突きつけておりました。

しかし結局また今回も寝坊(たぶん笑)をやって連絡が取れなくなったのですが、その理由はなんと「玄関で気絶していた」でした。

余りのバカバカしさに吹き出してしまいました。流石にもうこちらも限界で、今回はとことん追い込みをかけて論破しました。すると逃げられなくなったのか、飛んでしまいました…。

 

40越したおっさんがする言い訳かっつの。セクハラ疑惑もある社員だったので、自ら消えてくれて逆に有難いです。

入社当初からおかしな言動があったのに、彼を信じるとかのキレイごとを言ってた自分が間違ってました。やっぱりクズ以下のカスでした。早く芽を摘んどくんだった。

 

これで今までの時間が全てパーです。

 

 これによって何が起こっているかというと「長時間労働」に逆戻りしたという事です。これまでは力不足ながらも彼のおかげで休めていたのが休めなくなり、シフトでの時間差勤務も不可能になったという事です。

 

 この状況で僕の昇進予定も加わりさらに仕事量が増えているのです。いわゆるぷれいんぐまねーじゃーとやらですが、今更感(笑)仕事増えただけ。

どこでも良くあるあるなんではないでしょうか。

人材募集はしているものの、まったく手応えがないです〜人さえ入れば…! 人!人! 否、猫! 

小さい職場ですが社員独りはツライ。こんなところに応募する人は居ないだろうな…。

 

 

 2018年6月29日に働き方改革関連法案と呼ばれる労働法改正が成立しました。実に70年ぶりとなる大改革です。これにより私たちの生活が大きく変わると言われています。例えば、

 

ウチでも来年4月からの本施行に向け少しづつその取り組みに向けて動いております。最近やたらと神経質になっていますが、上層部からの「〇〇をやるように」という文言のみが独り歩きを始め、末端の現場ではそれに追いつく事が出来ていません。

 

 今回時間外労働については、上限を越した場合企業側に罰則が科せられます。なので余計にうるさくなっているのです。

そうすると現場ではどうなるか? サービス残業をやらざるを得ないのです。

月45時間を超えないようにタイムカードを切って仕事します。超えると査定に響くので自ずとゴマカシをするようになっていきます。改善レポートを出す面倒な仕事が増えるくらいなら、サビ残の方がマシです。ちなみに改善は机では出来ない。仕事増やすなって。

 

効率が悪いだとか、今日は残業しない日を作るとか対策をしてないからだと言います。それも分かります。でも無理なんです。何故か?

 

人がいねぇから。

 

有給を年5日間取得義務化も始まります。素晴らしいです。

でも今まで取った事ありません。ギックリ腰の時くらいです。取らしてくれたのは。これから先、本当に取る事が出来るのかな?

多分無理だと思う。

 

人がいねぇから。

 

勤務間インターバル制度。これも今まで考えて来なかった案ではあります。

仕事終わりから次の仕事までの間、適切な時間を設ける事により、しっかりと休息を取る。例えば遅番の翌日は早番はしないといった感じでしょうか。

でも、多分これも無理だ。

 

人がいねぇから。

 

産業医の機能強化。労働時間の把握の義務化、より実績に近い労働時間を把握すると言う事ですが、これもどうなんでしょう。

 

つい最近、22時以降の勤務が何日か以上あった場合(はっきり思い出せない)、健康診断を受けてくれと上から指示がありましたが、それで社員の健康を管理把握しているつもりなんでしょうか?単なる材料作りでしか思えません。

 

実際サービス残業している事実など知る由もないでしょう。後から発覚したとしてもデータさえ揃っていればいいのです。あとは社員が勝手にやった事と言えばそれで終わりですから。

 

企業側が罰則を避けるためだけに注力するのは何となく見えています。

現場の偽装工作が以前より激しくなってる感が否めない。これではダメな事は自分自身が一番良く分かっています。でも出来ないんです。何故か?

 

人がいねぇ笑

 

グチばっかり言ってねーで真剣に取り組んだのか?出来ることは全部やったか?PDCAだ、トライアンドエラーだと上から言われ、自問自答の日々を過ごしておりますが、どう考えても無理な気がします。何故か?

 

飲食業だから笑

 

僕は作る側ですが、飲食業で人がいねぇってのは究極にヤバい。働き方改革どころではないのが正直なところです。

これは飲食業で働かないと到底理解出来ない感覚です。飲食業でない人達がデスクであれやこれやを考えても、そもそも論点が違うのです。見えている部分が違いすぎるのです。なので絶対理解出来ないと思います。

 

上手く説明出来ないのですが、飲食業をこの改革に当てはめることは無理なんではないかと。

思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クルマの擦り傷 初めてのDIY

なるがです。

 

 妻が車にこんな傷を作ってきました。

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まじかよ〜。

  これは一体どうすんの?修理に出すべきなん?擦り傷はそこまで酷くないようにも見えるけど、そもそもド素人なので診断が出来ない……。

しかし今回は余計な出費はしたくないので(単にお金がない)いわゆるDIY、自分で直してみる事にしました!

 

用意したもの

  • キズ消しワックス
  • タワシ付 ゲキ〇〇くん

 

これだけ!

 

 キズ消しワックスで消えるかなと思ったんですが全くビクともしませんでした。

じゃあって事で登場したのがコイツです。

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メラミンスポンジ(一番アカンやつ)、 ゲキ落ちくん(言ってるし)

しかも片面は強力なタワシ付です。

これでこすれば一発!

 

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でこうなりました……。

やってもーた……そらそうなるわな。メラミンスポンジとは言え研磨の役割を果たしておるのです。

 

しかしです、

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もう一つの材料、キズ消しワックス!

コイツを擦り込んだらアララ、キズが消えて光沢が出てきたではないか!す、すげ〜!まじか。

 

 これに気を良くした僕は所構わず磨いていきます。ゴシゴシ!

(後から知ったんですが、ゲキ落ちくんは絶対に車には使ってはいけないとみんな言ってましたが時すでに遅し)

しかも粗いタワシの面で磨きまくりです。このスポンジにはご丁寧に洗剤?も含まれており、少し水を付けて磨くと泡が出てきます。表面の汚れもこれで落とせるし一石二鳥です!(合ってるの?)

 研磨し過ぎでタワシの面がツルツルになってきたので交換を……

 

しません。

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むしります(笑)

 

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 バンパーも擦りやがってたのでこちらも磨きます。

やるでやるでやりまくるで〜! ゴシゴシゴシゴシ!(大丈夫?)

 

からの〜ワックス擦り込み!

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ピカーン!

完璧。

 

 前オーナーのタッチペン跡もついでにやってしまおう。f:id:narugapapa:20181130005929j:image

 タッチペンの塗料を落としていきます。修復する為にはいろいろと必要な工程があるらしいのですが、完全無視します(笑)

 

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出てきました。これが元のキズですな。

しかしゲキ落ちくんとキズ消しワックスのコンビ最強だわ。

 

ここである事に気付きます。

「ゲキ落ちくんに直接ワックス付けて磨いたらええやん……」

結果は……

 

問題無しです。

で、完成がコレです。

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どうですか、ド素人の作業にしては完璧ではないですか。間違ったやり方なんでしょうけど、結果良ければオーケー!オーケー!

ピカピカ通り越してビカビカしてます……。惚れ惚れする出来です。

 

 

 そしてお次は、『ヘッドライトリフレッシュ』をやってみます。

ヘッドライトの黄ばみをとるやつです。

本当にクリアになるんかいな……。

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なるで~!

 これはすごいです! ビフォーアフターのアフターしか撮ってないので比較になりませんけど! すみません。しかし2007年のセレナ君と聞けばご理解頂けるのではと思います。まるで新車のようです。

付属のクロスに溶剤を付け優しく汚れを落として下さいと説明書にはありますが、優しく拭いても落ちません。多少強めにゴシゴシしてもいいです。

ピカピカです。最後にクリアコートして完全に乾くと完成です。

 

 

 しかしピカピカになると気持ちいいですね。普段放ったらかしなんですが、こうして手をかけてやると愛着も湧いてきます。

 そして黙々とひたすら磨く時間。これは僕にとって癒しの時間です。プラモデル作りが好きだったのもあり、この集中している状態がプラモ作りを彷彿とさせ、最高に心地よく感じます。時間を忘れて没頭出来ます。

気付けば暗くなっていました。今日はここまで。

僕的にかなり充実した一日となりました。

 

今回DIYでかかった費用は、

  • メラミンスポンジ たぶん50円くらい
  • キズ消しワックス 0.2缶 200円
  • ヘッドライトリフレッシュ 0.5箱 500円

計 約750円です。

修理に出さなくて良かった~。ですが、絶対に僕のやり方ではしないでください。

間違った事をしていますんで責任はご自身でお願いします!

 

 

 しかしこれで話は終わりません。この2日後、妻がまたぶつけてきたのです……。

今度はヘコミ付き……修理見積もり、なんと¥82,000也。おえぇ~!

ちょ、おま…!何さらしてけつかんねん!磨いた2日後にヘコますか?

 

 車の傷ははっきり言ってどうでもいいです。(どうでも良くないけど)問題は『ぶつける』ということがどれほど重大な事かを認識していないところにあるのです。

当たったのがたまたまモノだっただけで、本当にたまたまなだけであって、これが小さな子供だったとしたら?そして死なせてしまったとしたら?後悔しても悔やみきれません。

車を扱う者として、もっと謙虚にならなければいけないのではないか?と強く思うのです。

 

 『オラオラ運転』『高齢者運転』による事故も多いですが、『だろう運転』をする人も非常に厄介な存在です。

狭い道でもスピードを出して突っ込んで行く、行ける『だろう』車や、飛び出しはしてこない『だろう』車、当たらない『だろう』車が非常に多く感じます。

自分の運転に余程の自信があるのでしょうが、歩行者にとってのそれは迷惑極まりない運転です。

 

 当たってしまったら仕方がない、では済まされないのです。

 

妻にはこの事を真剣に、そして深刻に考えて欲しくて説教しました。(メールで)

妻も車並みに結構へこんでいるようなのであまりうるさくは言いませんが、今後は気を付けると言ってくれましたので少し安心しました。

 

もう一度言います。車に傷が付くのはどうだっていい。かすり傷含め『ぶつける』ということが、どれほど重大な事なのか真剣に考えて欲しい。

 

例えばベンツなどの高級車に当ててしまう事だけは何があってもダメ、絶対(サイテー)

 

 

 

タバコとのお別れ

なるがです。

 

 禁煙を始めてはや1ヶ月半が経ちました。

 この間、一本たりとも吸ってないのは自分でも本当に信じられません。せいぜい3日坊主が関の山だと思っていましたが、案外続くもんです。

  1ヶ月が経った頃、自分の頭の中のスペースをタバコが占める割合が随分と減ったのが分かります。そして今ではほとんど考えなくなり、吸いたい願望やイライラもいつの間にか無い事に気付きます。

 この新鮮な感覚は、身体がそれを必要としていない事を意味するのでしょう。

 

なるほど、昔付き合ってた彼女達はきっとこんな感じを受けていたんですね。

あんなに好き好き言ってたのに、ふとした事からいとも簡単に忘れ去るのと似ています。そして必要が無くなれば考えもしなくなるのです(笑)

 今までは「もう別れる!」と言いながらズルズルと元サヤに戻ってばかりでしたが、今回は本当に別れられそうな気がします。(なんなんこの男女関係に置き換えた表現は)

訳:今まで『もうタバコやめる!』 と言いながらやっぱりやめられなかったけど、今回はマジでやめられそうな気がします。

 

 いったい何が違うのか?

こんなにスパッとやめられたのは何故か?

今まであんなに好きだったのに、この気持ちの変わり様は何なのか⁉︎

秋だからなのか?

 

 

全く、まったく分かりません。(分からんのかい)

 

 思うに、やめると決めてある期間を過ぎたら自然に頭の中から出て行くんだと思います。人によって期間は違うと思いますが、僕の場合はとても早いほうだと思います。

 実際に禁煙に成功した友人も同じように「スパッとやめられたで」と言っていました。要は気持ちの問題なんですね。やめるんだという強い気持ち。それによってタバコの方が諦めて身体から出て行く感覚です。

 

ーー 別れたいと言う彼女に、僕は何度となくもう一度やり直そうと言った。それでも彼女の決意は固かった。僕は潔く、諦めざるを得なかった……。こんな感じ?(実話笑)

 

やっぱり〜お前は〜出て行くんだな〜♪ てタバコが言っている。

  頭の片隅にいつまでも居座る元カノの様に、未練タラタラならやめられないんだと思います。

 

 さしずめ今の僕の状態は……鳴呼、今頃彼女は元気にしてるのかな……と、ふと思うくらいです。ふと、です。

 完全に忘れ去った時初めて禁煙は成功と言えるのでしょう。

そう考えると何か禁煙と男女関係って似てるよな〜(似てない)この場合だと僕が振る方ですね。(笑)

 

タバコを忘れるまでに僕が今までしてきた事

まずは別れようと決心する。

どんなにやり直そうと言われても折れない。

楽しかった記憶も思い出さない。

思い出の品は全部捨てる。

電話(自販機)をかけに行かない。

思い出の場所に近付かない。

新しい出会いや、外に目を向けてみる。

タバコを許す。

タバコに感謝する。

 

 

 すでに悟りの境地に達したように感じますが、本当に自分でも信じられないくらい吸いたい願望が消えているのです。

願望はあるのはあるけど、別に吸おうと思わないかな……。別れても友達でいられそうなスタンス。

 煙を嫌う人は多いですが僕は受け入れます。ある意味友達ですから。嫌だと思ったら自分が離れればいいだけの事です。

 長い間付き合って来たけれど、次のステージに進むためにお別れしたいと思います。

 

 やめる為にすごく時間がかかり、苦しまなくてはならないイメージでしたが、全然そんなことないです。今もまだ完治ではないですが、このまま突き進んでいけそうです。

 大事なことは、思い出さない事です。

禁煙を達成するにはこれは絶対欠かせません。

 

一方で身体の調子はどうなのか?

んー……あんまり変わんねーです。

 飯が美味しいとか、体が軽くなるとか良く聞きますが、未だ違いが実感出来ません。

 

 あとは家族に臭いと言われなくなった事くらいです。信じられない事に、禁煙してる事を今の今まで気づいてもらえず! ついに我慢出来なくて自分から告白してしまいました。

 その時の反応は、「へー! そうなんや」でした。もっと驚いてくれると期待してたのに……。

さらにそれを聞いて、「じゃあ浮いたお金で今日は外食しよう!」と妻。しくったー! 黙っておくんだったと後悔。

そのお金でオメガの時計を修理するんだっつの! 最近は娘までもが「何か買って〜」と。何かって何だよ。

 

せっかく別れて新しい事を始めようと思った矢先に、変なのが寄って来ました。まぁでも家族の為に使えるならいいや。

 

タバコとお別れ出来た事で、新しい次の出会いに向けて頑張っております。次に気になるのはメタボ!

ジョギング、ランニング、筋トレで締まった体づくりを目指そうとアプローチしております。全然行動してないですが。

シックスパック!

 

そしてさよならタバコ、今まで楽しい思い出をありがとう。

 

 

 

友ヶ島 TOMOGASHIMA

なるがです。

 

先日家族で和歌山県友ヶ島へ行ってきました。

  友ヶ島は、和歌山県と淡路島の間に位置しており「地の島・神島・沖ノ島虎島」4島の総称を言います。

 

 その中でも今回紹介する沖ノ島は『ラピュタ』の島とも言われています。

 当時からの建造物が自然と同化していたり、侵食されている様がアニメの『天空の城ラピュタ』に似ているという事で、最近はとても人気のある観光スポットとなっているようです。この日もたくさんの観光客が訪れておりました。

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これは一番有名な第3砲台跡です。

 この建物は大砲の弾薬を保管する倉庫、弾薬支庫です。この写真はもう夕方近くですが、午前中の木漏れ日が差し込む景観など、色彩がはっきり浮かび上がって独特な雰囲気を醸し出している写真をよく見かけます。

確かにこのレンガの造りやデザインは不気味さが…いや、美しい?

 

 明治時代、政府が 紀淡海峡(和歌山県と淡路島の間)防備のため、由良地区(淡路島)、友ヶ島・加太・深山地区(和歌山市)に数箇所砲台群を建造しました。これらをあわせて由良要塞と言います。友ヶ島は太平洋戦争が終わるまで軍の管轄に置かれていました。

 ここの他にも同様の建造物を全国に見る事ができます。

 

アクセス

電車

南海電鉄 なんば駅和歌山市駅加太線乗り換え、終点加太駅下車。

JR阪和線 天王寺駅和歌山駅紀勢本線乗り換え和歌山市駅へ。南海加太線~加太駅下車。

 詳しくはこちらf:id:narugapapa:20181028095655j:image

一番注意しなければならないのは船の出発時間です。

島を堪能するには最低でも3時間は確保したいところです。第3便に間に合わなければその日はやめた方がいいでしょう。

 当日僕ら家族はその第3便に間に合わず、妻と大喧嘩してしまいました。時間には余裕をもって行ってください。

 しかし目的地付近に到着してもまだ安心してはいけません。

船場へ向かう道の入口が見落としやすいのと(見事に見落とした)、写真のパンフに載っている駐車場は乗船場と直結していますが超ゼツ混雑(休日は特に)しています。

 

 目的地まであと100メートル。細い民家の間を抜けて行った先は、パンパンの駐車場と車の列だった…のが僕らです(笑)

 少し離れに駐車し、徒歩で向かうのが安心確実だと思われます。(特に休日)

 

 ギリギリ15分前に到着したものの、この現場に絶句。妻はぶち切れ寸前、もうアカン…終わった…。と思いきや、今日は臨時便を増発しているという!奇跡的に13時30分発の船に乗れる事になったのです。奇跡!

 尚、駐車場代は700円。船の運賃は往復2000円です。

補足として、乗船場にはトイレが1つしかなく男女兼用なので気になる方は注意した方がいいかもです。

沖ノ島に到着

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 野奈浦桟橋まで20分で到着、沖ノ島に上陸です。妻の原爆も不発に終わりました。

険悪な雰囲気はどこへやら、これからのハイキングにわくわくしてきます。良かった!

 

 ゴミ問題

 海岸は大阪湾からのゴミが大量に漂着しており結構な状態です。やってもやってもキリがないそうです。これはもうどうしようもないと思います。地道に清掃していくしかないでしょう。

 それよりも観光客によるポイ捨ても多いと感じました。明らかに内陸部にあるゴミなどはそうです。無人島だからといって一人一人が無責任すぎると思いました。これではせっかくのラピュタラピュタでなくなってしまいます。

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第二砲台跡

第二砲台から敵艦(違うか)を望む。

 戦後米軍によって爆破処理されたそうで、ぱっくりと割れています。

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 友ヶ島灯台~第一砲台(立ち入り禁止)~子午線広場~孝助松海岸と流し(笑)、ここから山道に入ります。靴はしっかりしたスニーカーなどが良いと思います。足場は意外と良くないです。子供たちも少々疲れてきました。

 

 標高120mタカノス山展望台からの景色

「敵艦12時の方向!!!撃ちーかたーはじめー!!」と叫ぶ。

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のをやってみたいなと妻に言ったら無視されました。

 対岸は淡路島です。この島は敵の侵入を防ぐ最後の砦となる重要な位置にあるんですね。明治から昭和の戦争と長い間守りに就いていたそうです。

 

第3砲台跡

 この第三砲台が一番大きな規模で、砲台は4つの区画に分かれており、1区画に2つずつ砲座が設置されていました。全部で8門の砲が据え付けられていたことになります。現在は当然ながら砲自体は無く、円形の砲座跡があるだけです。

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 風景写真を殆ど撮ってなくて(ピースした人物写真などが多くて)、まともなものがありませんでした。激しく後悔…。

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 手前の円内に大砲が据え付けられていました。ここ第三砲台は28cm榴弾砲だったそうです。(上向きに発射し、放物線を描いて弾が飛んでいくタイプ)。

その前のパックリ第二砲台は27㎝加農砲(かのんほう)でした。(水平射撃タイプ)

加農砲カノン砲=キャノン砲です。

 分かりやすく言うと連邦軍モビルスーツガンキャノンのキャノンです。

 

 ですが1945年の終戦まで実際に砲が使用された事はありませんでした。確かに、使う様な状況になっていれば相当やばい状況とも言えます。

 大砲が主役だった明治・大正時代はともかく、太平洋戦争では戦闘の主役は航空機となっていましたから、この様な時代遅れの要塞など、空からの攻撃に対しては全くなす術がなかったと思います。

 仮に万が一米艦に侵入されたとして、各砲台から一撃をお見舞いしたが最後、位置を特定され島が無くなる程の艦砲を撃ち込まれる事になったでしょう。嗚呼無慈悲な米艦。

 

第三砲台 地下弾薬庫・地下通路

 区画ごとの通路は半地下1階のトンネルで結ばれており、トンネル内からさらに地下2階弾薬庫へと降りることが出来ます。

 ですが真っ暗闇なので懐中電灯は必携です!スマホの灯りでは心許ないかもしれません。ほんまに真っ暗闇ですから。

娘が細い通路の先に階段を見つけ、登って行こうとしたら、

「ぎゃー!壁にでっかいクモいっぱいいるー‼︎

と戻ってきてパニクりました。結局怖くてその階段へは行けませんでした(笑)。後から調べるとそれはクモではなく、カマドウマとの事でした。

 ちなみにその階段の先は行き止まり、砲台長座に出るそうです。

 

第三砲台弾薬支庫
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 地下2階にもあったクモ(カマドウマ)だらけの通路でトラウマになり、怖くて中に入れませんでした。中にはきっとゾンビがいます。ちなみに入ると奥で倉庫同士が連結している通路になっています。

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 地下通路を通って砲座区画からこちら側に出る階段もあったのですが、「この階段はなんだ?」と位置関係が把握出来ず、頭の中での図面が構築出来ませんでした。

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 下図のように8門の砲が設置されていました。豚の鼻ではありません。

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 この島へ来る前には少しの予習をお勧めします。してなくても全然大丈夫ですが、していたらもっと楽しめると思います。予備知識なしで行ったので、実際現地では「何なんこれ」状態。カマドウマをでかいクモと間違える事もなかったと思います(笑)

 そんな予備知識もあれば、もっと堪能出来たのではと少しだけ後悔しました。

 

 スタート地点の野奈浦桟橋に戻ってきました。

この時点で16時を回っていました。島の半分しか回っていませんがこれで十分でしょう。もっとゆっくりしっかり堪能するには第1便の船に乗るべきです。時間が足りませんでした。

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  帰りの最終16時30分の便も混雑しています。幸運にもラスト2組で乗船出来ました。船には定員があるので乗れない事もあります。見てないので分かりませんが残された人達もきっと迎えがくると思います…。(来ます)

 

 と言う事で、まったくラピュタの雰囲気を伝えられない記事でした。

ネットで検索すればいっぱい出てきますので、そちらを見る事をおすすめします(笑)

 

 加太に戻ったら付近を回ってみてください。人形がいっぱい置いてある神社とか、おいしい海鮮が食べられるお店もあります。戻った頃にはすでに閉店していましたが…。

 大阪からも日帰りが可能な『友ヶ島』、結構楽しめますよ。

 

 

20数年間吸ってきたたばこをやめようと思い2週間が過ぎた

なるがです。

 

あぁ、タバコ吸いてぇ…!!!

 

失礼しました。

僕は今、『禁煙』とやらに取り組んでいる最中なのであります。

現在2週間目。禁断症状みたいなものはまだ出ていませんが、とにかく吸いたい!吸いたい!!のです。(それが禁断症状だって)そんな時は何か別の事をしたり、何かに集中したりしています。でもそれが終わったらいっぷく・・・という思考になります(笑)

それでもなんとか耐えております。

 

ご存知の通り、10月1日からタバコがまたまた値上げになりましたね。(興味ないか)小遣いも少ないですし、これを機にやめてみようと軽い気持ちで思った次第なのです。

高3の時からやってるので(ダメだろ)25年ほどになりますか。すでに肺は真っ黒だと思われます。たばこの害は認識していたにもかかわらず、吸いたい欲望に負け続けてきたのですから、ニコチン中毒・依存症とは恐ろしいものです。

タバコを切らしシケモク(吸い殻)を漁った事もありました。タバコは麻薬と言ってもいいです。

また、タバコの香りで過去の風景が思い起こされることもあり、あぁ、この匂いは…などと感傷に浸れます(笑)

 

環境の変化 

気付けば喫煙者が吸う場所を探すのに一苦労する、隅に追いやられる時代が来るとは思いもしませんでした。

20数年前まで、いろんなところで吸う事が可能でした。今から思うとそれがとても異常な事だったのだと気付かされます。映画館、飲食店、職員室、病院、飛行機内、電車内、特急列車ならまだしも普通列車(鈍行列車とも言っていた)の中にも灰皿が設置されてました。とにかくどこでも吸って良かった時代があったのです。いえ、その環境が整えられていたというべきでしょうか。

もっと前はコックさんが咥えタバコで仕事をしていたと聞いた事もあります。さすがにこれは引きました。当時のコックはそれらは当たり前のことで、厨房には灰缶が置かれていたそうです。これはもう環境以前の話です。あり得ないですね。

 

しかし現在、ようやく本来の姿であるべき環境に近付いているんではないでしょうか。やっぱりどう考えてもタバコの煙は害悪でしかない訳です。そして禁煙を始めてみてようやく分かるのです。この現在に至るまでずっと我慢してくれていた人達が大勢いたんだなぁと。そんな風に思いを馳せる日々なのであります。

当時我が物顔でスパスパやっていた僕らがどんどん駆逐され、今では街中で吸っている人をほとんど見かけません。みんなコソコソと隅っこで吸っています。家でも同じで、家族からも常にブーイングの嵐でした。こうなるのは当然の成り行きだったのかもしれません。

 

タバコの値段

僕が吸ってた『メビウス ライト』(過去のマイルドセブン)は440円でしたが、今月から480円に値上げです。正直きついです。僕はこれがきっかけでやめようと思った訳ですが、ヘビースモーカーの人たちは値段がいくらになろうとやめないと言います。

12年前のフランスではすでに1箱¥700でした。雑貨屋みたいなところで買ったのですが、最初おばはんにカモられてるのかな?と思いました(笑)。そして3年前のシンガポールでは1箱¥1300!。せ、せんさんびゃくえん・・ですよ?外国はすごいです。

ところがです、調べてみたらもっとすごいのがありました。

2018年のマルボロ1箱の値段です。

1位 オーストラリア 2,296円

2位 ニュージーランド 2,020円

3位 ノルウェー 1,539円

なんだこれは…。

とんで、

9位 シンガポール 1,085円

10位 フランス 949円

 

21位 アメリカ 748円

47位 日本 460円

さすがにタバコ一箱に2,000円は出せないです。20数年前はマイルドセブンが220円でした。安っ!これまで1日1箱のペースで購入していたので、現在17日目×480円=8,160円の節約になります。す、すげ~…8,000円あれば何でも出来ますね!

 

禁煙の効果

現在2週間目を越えた所ですが、目に見えて良くなっている実感はありません。

調べてみますと、2週~3週で体循環が改善する。歩行が楽になり肺活量が30%回復するとあります。実感するのはもう少し先ですね。そして、

 

1年で肺機能が改善される。

5年で肺がんになる確率が半分になる。

10年でその他のがん、病気になる確率が減少する。

とあります。

 その他にも、骨折や歯を失うリスクも軽減されるそうです。

こうして改めて認識すると、喫煙のもたらす影響は計り知れないものだと理解できます。そして一番のメリットは、周りの人達へ垂れ流していた副流煙がなくなる事。家族も、子供たちも少なからず被害は被っていたわけです。

 

禁煙の方法

 過去に何回か禁煙を試みた事もありましたがダメでした。ストレスやイライラを鎮めるのにタバコほど効き目抜群なものはありませんでした。そうやって自分をごまかして喫煙の正当性を保っていたのです。

今でもふとした時に買いに行こうかなと思ったり、嫌なことが合った時やっぱり吸おうかな、と思ったりします。自販機の前を通りかかり、「ここで止まれば負けだ。」などと普通の人なら考えもしないような事も考えます。

ちょっとした事でその誘惑に負けそうになります。まだ2週間、この先がどうなるのか、再び手を出してしまうのか、正直自信がないです。

でも、喫煙によるデメリットを目で見る、考えるという事を常にやっています。これが僕にはすごい抑止力となっています。同時に子供たちの事も考えるようにしています。

 

そして、つもり貯金も始めています。もう随分眠らせているオメガのスピードマスターの修理費用に充てたいと思ってます。(高くて手が出せなかった)

自分の為に何かを目標にするというのも禁煙に一役買っています。

 

僕はまだ誰にもタバコをやめたと報告していません。裏を返せばいつでも吸える環境が出来ているというだけなんですが(笑)

いつか聞かれた時サラっと、「やめたで」と言ってみたい。

でも未だに家族から気付かれていないのはちょっと寂しい気持ちにもなります!(関心無しなのか?)

いつかふと気付いて言ってくれると思いますが、その時こそ言ってやりますとも。

「ん?たばこ?やめたで?」と。(ドヤ)