なるがです。
明日は休み!なので、夜更かししてブログを書いておりますです!・・・と報告したところで誰かが読んでくれてるわけでもなく、只々独り言を垂れ流すブログになってますwどなたかが仰ってましたが、これはひたすら電柱に話しかける不審者と大して変わらない行為?ですね。ひっそりとやっていきます。
タイトルの「異状と異常の違い」ですが、一体何がどう違うねん?という疑問から来ています。日本語あるあるです。
この、発音が同じで意味の異なる2つ以上の単語を同音異義語といいます。日本語は音の数が少ないので同音異義語が多くなってしまうのです。外国語の音の数は知りませんが。
では、「タイセイ」を例に単語を展開してみます。
- 大勢・・・全体的な形成、世の中の成り行き
- 体制・・・協力体制、組織、仕組み
- 体勢・・・体全体の構え
- 態勢・・・身構え、状態
などの他、
- 耐性
- 胎生
- 大成
- タイ製
- 退勢
- 大政
上げればキリがないほど出てきます。
また、「タイセイ」と音だけを聞いても全く理解不能です。同音異義語は文の前後、文章・話の内容を理解しながらその都度適正に使い分ける事が重要となります。ほとんどの人は無意識のうちに変換しています。
タイトルの「イジョウ」の同音異義語に、以上・移譲・移乗などもあります。これも文章の前後や内容を見て変換します。
例えば僕の年齢、40歳『イジョウ』だと、「年齢」という単語があるので、誰でも『以上』とピンときます。しかし『40歳イジョウ』だけを見て、『異常』にすると、とたんに変態になってしまいます。
そろそろ異状と異常の話を・・・。
職場での点検項目のチェック欄に『異状なし』と書かれていたのを、パートスタッフが「いやこれ異常やで!?」とドヤったのがそもそもの始まりでして・・・。みんなを巻き込んであーでもないこーでもないと論戦が繰り広げられたのでした。
しかし!その論戦に集結はなく、チェック表に目を通してみるとなんと、『なし』のみの記入になってましたwやめたんかい!
結局誰も調べようとしないので、勉強も兼ねて僕が調べる事にしました。
異状と異常の違い
まずは単語を分解して、意味を見てみます。
異状・・・異なる状態。いつもと違った、何か変わった状態
異常・・・常と異なる。「正常でない・通常でない」事の総称
で?
いろいろ調べますがいまいちパッとしません。考えれば考える程ワケが分からなくなります。パートさん達が『なし』に行きついたのも頷けます。
もっと分かりやすく説明しているものはないか調べますと、僕的にはこれが一番分かりやすかったです。(手抜きかい)
http:///chigai-allguide.com/異常と異状/
なるほど。
うちの場合は数値のチェック項目もあるので、最終的にそれを拠り所として判断すれば良いワケですな。見た感じは「ん?何か変だぞ?(異状?)」と思っても、数値として正常であれば「異常なし」という事だ。逆に数値がおかしければ「異常あり」だ。
という事でこの問題は『異常』に軍配が上がりました。
ただ、「あなたは正しくて、あなたは間違ってます」という構図が職場で出来上がるのはよろしくない。ややこしくなるのは勘弁w
なので、朝礼時に「実はちょっと勉強したんだけど~」とさり気なく発表を行いました。ドヤ顔でしたが。これで一件落着!
しかし人間関係も日本語も本当にややこしいですね。