なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

がんばろう中途社員 

なるがです。

 

恐怖の3月を気力で乗り越えて、なんとか4月の景色を拝めることが出来ています。今月もハードなのは変わらずですが、フレッシュな新社会人を見ていると少し元気付けられます。みんな顔が本当に活き活きしてるな!と。4月特有なものなのかもしれませんがね。フフフ…。

今朝電車の車窓から、おばあさんが家の前で車の洗車をしているというシュールな光景を目撃しました。ばあさんは推定80歳ほど。しかも早朝7時、車は低年式のセドリック。渋すぎる。何があった?

 

 中途社員が来た!

さて、4月1日から待望の中途社員が入って来ました。僕の右腕となる予定の2番手です。同じように転職して今月から新天地でのスタートを切った人も多いのではないでしょうか。

で!、早速事件です。

2日目の朝、家族の具合が悪いという事で休ませて欲しいとの連絡が入りました。ま、まさか…??

3日目、今日も欠勤させて欲しいとの連絡が。あらら…。

 もうダメだ。これは来ないやつです。辞めるパターンです。

「パターン黒!飛びます!」マヤが振り返ります。

 

が、しかし4日目、なんと来たのです!マジっすか!

青天の霹靂とも言える出来事です。これには僕もしこたま驚きました。

 4月に入ってすぐのこの事件で、僕の精神は早くもズタボロだったのですが、戻って来て?くれたので何とか4月も持ち堪えられそうです。とりあえず良かった!本当に良かった!

 

今回の中途社員はまたまた僕と歳の近いおっさんです。前回のおっさん中途社員は2日で飛びましたが、今回は1日で飛んだ!(戻って来ましたが)中途のおっさんは飛びやすいのか?と思いましたが、これもやはり人によりますね。

 

中途社員は耐えるべし

過去見てきた中でも、おっさん中途社員というのは何故か定着してこなかった様に思います。だいたいが歳下社員に使われたり、自分の意見が通らない等して不満が溜まり、ある日突然ブチ切れて辞めるのです。

僕もその境遇は身をもって体験済みなのでその気持ちは痛いほど良く解ります。しかし耐えなければならないのです。

 

今回の人は理由はどうあれ、よく自分に打ち勝って戻って来てくれたと言わざるを得ないでしょう。職場ではスタッフがあれやこれやと憶測で批判し始め、その人の風評が勝手に独り歩きしておりました。その度に、「なんで信じて待ってあげられない⁈」と制止し、変な先入観を持たせないようにしておりました。

と言いつつ僕も信じてなかったのですが。

 

入社2日目から連続欠勤という状況はそう思われても仕方ないと言えます。これには本人もかなり悩んだのではないかと思います。しかし受け入れ側はこの間にもしっかりと連絡を取り合い、空白の時間を少なくしてあげることが大事です。メールではなく電話で、声でやりとりする事です。

間が開けば意思の疎通が困難になりますが、途切れさせずに連絡をする事で戻って来やすい環境を作るのです。

たった2日とはいえこの行動が功を奏したのかは分かりませんが、放ったらかしにしていれば、たぶん戻って来れなかったのではないかと思います。

 

 中途社員の心構え

今のところとても良く頑張ってくれています。が、ひとつ問題点が。

即戦力となるはずの中途社員があまり機能していないのです。3日やそこらで出来る訳ないのは分かっています。

言いたいのは、これまでの経験からくる仕事の仕方が出来ていないという事です。

整理整頓だったり、自分が今どう動けば良いか、周りを見て仕事をしているか、と言った事が出来ていないのです。経験を積んできたはずのおっさんがこれではいけない。新卒社員じゃないんだから。

 

まぁ、そこを責めても今すぐ改善出来る問題ではないので、長い目でやって行きます。僕も人の事言える程偉くはないので。

その人含め、職場のスタッフが働きやすい環境を作るのが僕の仕事なのです。頑張って育てて、早く独り立ち出来るように全力でサポートしていきます。

 

繰り返しますが中途社員は即戦力を期待されています。それに応えるべく、入社して最低一ヶ月は死に物狂いで頑張るべきです。ひたすら腰は低く、貪欲に行動して、一刻も早く最前線に立てるよう努力しなければなりません。

教えてくれるだろうという受け身のスタンスでおれば、間違いなく見捨てられます。

そして「何も教えてくれない」と、ある日不満をぶちまける人も出てきます。

 

ですが僕ら中途社員はその言葉だけは禁句でしょう。言っていいのは新卒社員だけです。

 

教えないのではなく、働く姿勢がなってない人間にはそれ以上教える気がないです。何でも教えて貰えると思ったら大間違いです。中途社員は自分で考える事が大事です。

それを勘違いして、「教えてくれない」と言うのはちょっと違います。

教えても「ハイハイ、分かってますよ」という態度であれば(結構多かった)、こちらも次第に注意すら面倒くさくなります。受け入れ側は相当気を使って扱っているのです。それを忘れてはいけません。

 

今回の中途社員もそんな感じに見て取れるのですが、歳が近いだけに扱いがとても難しいです。しかしモノに出来れば僕にとってかなりの戦力になるはずなので、これからも根気よく指導して行きます。目指す理想は、「あとよろしくね〜」な状態。やりすぎはダメですけど(笑)

 

中途社員は爪を隠す

自分の中のルールや価値観はひとまず封印し、その現場に合わせ、自分の色を出すのはもっと後からにしましょう。

中途社員は結構大変です。一旦低評価を食らえば今後相手にされないかもしれません。そうなると余計居づらく、馴染めず、辞めるしかなくなります。でも頑張り次第では一線に立つ事だって可能です。

新卒社員のようにちやほやされない中途社員ですが、隠れた実力を持っている人はたくさんいます。新しい風を吹き込んでくれる可能性のある中途社員。新しく学ぶこともたくさんあります。

入ってきたならばぜひとも温かく迎えてあげて欲しいと思います。