なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

バーバー 弦楽のためのアダージョ 

なるがです。

 

 しかし暗い!とてつもなく暗い!かなり落ち込めます!とことんまで落ち込めます!

ひどく疲れた日や、悲しい事があった日にふと聴きたくなり、一人で暗くなっています(笑) 今日も何となく聴きたくなり、夜中にひっそりと癒されておりました。皆さんも一度はどこかで耳にした事があると思います。


バーバー: 弦楽のためのアダージョ Op.11[ナクソス・クラシック・キュレーション #切ない]

『弦楽のためのアダージョ: Adagio for Strings』 は、サミュエル・バーバー(1910-1981)が作曲した、弦楽合奏のための楽曲です。

 

出だしからすぐ暗くなれます(笑) 楽器の名前は分かりませんが、「弦楽四重奏曲」とありますので4つの楽器が使われているのでしょう(投げやりか)

各パートのメロディの美しさ、ハーモニー、音の重なる場所、長さ、ゆら~りと心地よい抑揚、切なく悲しい中にも光が差し込むようなメロディ……。暗くていい!

 

 オリバー・ストーン監督によるベトナム戦争を扱った映画「プラトーン」の楽曲としても使用されています。この曲がまた映画にドはまりなのです。

曲自体も映画から知ったのですが、1986年当時はこれがいったい何という曲で、どうやったら調べる事が出来て、聴くことが出来るのか全く分かりませんでした。

それからずいぶん経ってから何かのタイミングで曲名を知り、CD屋さん(笑)へ買いに走ったのを思い出します。

葬式の定番曲だそうで、バーバー本人は「葬式の為に作ったのではない」と言っていたそうです。でもみんな無視して使ってますね(笑) 

いえ、それだけドはま…素晴らしい楽曲!という事なのです。

 

 毎日ポジティブに明るく過ごす事も大切ですが、ネガティブのカタマリになってしまう事があってもいいんじゃないですか。ポジティブでいる事も疲れます。

自分の正直な気持ちに委ねてしまうときがあってもいいでしょう。そんな時にこの曲はきっと優しく寄り添ってくれると思います。

 

落ち込んだ時には暗いメロディが体に沁みます。逆にめちゃくちゃポップで明るく前向きな曲とかはあまり受け付けません。ラップとか余計に混乱しそうです(笑) やはりメロディなんですかね。

 この曲は暗い中にも崇高さがあり、聴き終わった後何かの余韻がすごく感じられます。気持ちも何故か少し前向きになれる様な気もしてくるのです、僕は。

疲れた時、悲しい時、とことんまで暗くなってみるのもいいですよ。きっと癒してくれると思います。