なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

やはり雨の日はブルーになるのか

今週のお題「雨の日の過ごし方」

 

なるがです。

 前回に引き続き今回も果敢に『今週のお題』に挑戦しようと思います。(本当はネタが無いだけ)

 『雨』、というワードについて考えるとき、私たちのイメージはいつも暗いものになりがちです。雨そのものが決して悪いという訳ではないのですが、降り過ぎると怖いものになりますし、雨ひとつ取っても色んな表情を見せます。しかし、つまるところ晴れの明るいイメージが強過ぎる為、雨が暗いものになっているのかもしれませんね。

では『雨の日』ではどうでしょう?これもやっぱりイメージは暗いです。みんな家に籠って外に出かけないでしょうし、晴れが動なら雨降りは当然の様に静になってしまいますよね。

しかし雨の日でもシチュエーションによっては大変マッチする情景に早変わりします。

彼女との待ち合わせはいつも雨なんだけど、水のトンネルくぐるみたいで幸せになる、という人も居れば、土砂降りの雨の中を傘も差さずガムシャラに走る人、行くあてもなく傷付いた体でフラフラと彷徨う人も居る様に、雨の日でも出かける人は出かけてます。

イメージするだけでも何かロマンチックだったり、雨の日は不思議な哀愁が漂いますよね。

これがカンカンに晴れたギラギラの太陽の下だとしたらどうでしょう? 汗がダラダラと雨の様に滴り落ちる顔で彼女の前に姿をさらけ出す事になるでしょうし、炎天下での全力疾走は運動部の部活動としか見られず、フラフラと彷徨うその姿、まさしくアナタそりゃ熱中症でしょ!というものです。

ギラギラの太陽でなく小春日和だとしても、ただの普通の日であり、単なるデート日であったり、おじいちゃんの散歩のイメージでインパクトに欠けますよね。

そう考えると雨とは人間のおセンチ(死語)な部分をくすぐり、刺激するのでしょう。

 

 ではそんな雨の日にはどう過ごすのか?僕は雨の日にはコレをしようとかそういうのは無いのですが、『雨に出会ったとき』の感じ方、過ごし方が好きです。

例えば車を運転中の雨。急に降り出した大粒の雨とボディを叩き付ける雨音。そして箱に守られているあの何とも言えない無敵感。

傘を忘れて雨の中を走るしかないチャリンコ、途中で諦めにも似た感情に身を委ねてしまい、何故かスピードを落としている事。

時間がたっぷりある時の、ちょっと雨やどりして缶コーヒーでも飲むか、という穏やかな時間の流れ。(スタバ入店とかでは無い)

木々の葉や草花の湿った匂い、葉に当たっては揺れ、流れ落ちる水滴、そこに暮らす小さな虫たちの行動…。

 

雨の日に外に出ると、何かしらナルシストモードに入れる訳ですよ。言ってみればその場面に自分が酔っているのです(笑)

ですがこういう感情は僕はとても大事だと思うのです。家の中ではこの様な感情はまず抱く事はありません。

 雨の匂いとか良く聞きますが、湿った空気と土の香りがそうなんでしょうか。『しとしと』と良く表現される雨降りの時に、その雨の匂いとやらを感じます。流石に土砂降りのときに雨の匂いとかはぶっ飛んでしまって無いですが。

 

 この様に、雨の日に外に出る事は決してネガティブな事ばかりでもなく、色んなたくさんの知らなかった発見や気付きがあります。

そして雨上がりの空を、空気を、匂いを、景色の移り変わりを肌で感じ、太陽のアーチ(虹)見れるかな?と寒いワードがすんなりと言えるくらいになっていればしめたものです。もう雨とは友達も同然です。

 今流行りのキャンプとかアウトドアのレジャーなんか最高ですよね。まさしく雨と友達になれる良い機会です。今は残念ながらあまり出かけられる状況にありませんが、早く自然の中へ飛び込んで思いっきり遊びたいですね。

少年少女よ、外に出て雨と過ごそう。

 

そう言えば今日はとても良く晴れたいい天気でしたが、一日中家でテレビ見てたらいつの間にか夕方になってました。

何もしてない…。