なるがです。
Stanley Myers "Cavatina" performed by Per-Olov Kindgren
癒しの音楽は人それぞれだと思いますが、僕にとってこの「カヴァティーナ」がそれに当たります。何といってもシンプルで切なく哀愁を帯びた優しいメロディと、クラシックギターの音色がぴったりとはまったとても美しい曲です。
カヴァティーナ(Cavatina)は楽式の一つ。元来はイタリア語で、「楽器が奏でる音色」を意味するカヴァータ(cavata )の縮小形であり、複数形はカヴァティーネ( cavatine )。カヴァティーナとは、元々は第2部や反復部のない、素朴な性格の短い歌曲という意味であったが、現在ではアリアやレチタティーヴォ等々と区別して、素朴な旋律をもつ歌謡的な声楽曲という意味に使われる。また、ロマンスと同じく、抒情的な旋律を表現の主体とする小品という意味で、さまざまな作曲家によって器楽曲のカヴァティーナが作曲されてきた。
カヴァティーナの代表は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番の第5楽章である。また、スタンリー・マイヤーズ作曲による映画『ディア・ハンター』のテーマ曲も「カヴァティーナ」のタイトルを持つ楽曲として有名である。
引用:Wikipedia
いつ聴いても癒されます。
ロバート・デ・ニーロ主演の映画「ディア・ハンター」のテーマ曲であり、そこでこの曲の存在を知ったのですが、この曲に負けないとてもいい映画でした。ビデオのパッケージ表面にはライフルを持ったおっさん(デ・ニーロ)がただ写っているだけなので、熊でも撃つ映画かな?と思ったら大間違い。ベトナム戦争を題材にしたスケールの大きなヒューマンドラマでした。かなり古い作品ですがこれは何回でも見れます。
そこへこのテーマ曲の「カヴァティーナ」です。まるでドはまりな曲です。この曲をもっと味わうなら映画とセットで聴くことを是非おすすめします。ていうか映画を見ればセットになってます(笑)
この曲が好きすぎて自分でも弾きたくなり、クラシックギターを購入しました。ヤマハのG-350という古ーい中古ギターです。TAB譜を見ながらひたすら練習を重ねる日々が続きます。ムズイ!ですが諦めず練習です!
途中結婚式もありつつ、奥さんが読む親への手紙の場面ではこの「カヴァティーナ」を流させて貰いました(笑)完全に自己満足です。しかし我ながらしっぽりと良い選曲だったと自負しております。
その後もひたすらマスター目指して練習の日々。ん?いつまで練習してるのかって?
練習始めてはや10年、ちっとも上達しません・・・。きっとご近所さんもまた弾いてるわとしか思ってないでしょう。いつまでやってるねんと。
それでも途切れ途切れにはなりますが、これだけ練習していればなんとか形にはなってくれてます。
最後まで弾き切ったときの達成感たるや言葉では言い表せません。(てか遅すぎ)
今でも懲りずに暇を見つけてはちまちまと弾いております。いいですよーほんとに(笑)
仕事から疲れて帰ってきて、ふと聴きたくなったときに聴くととても癒されます。
音楽っていいですね。