なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

歯医者に通いだしてもう1年半が経った

はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由

 

 僕は今歯医者に通っています。歯医者と聞くと嫌なイメージを抱く方が本当に多いですよね。これは子供から大人までが面白いように口を揃え、怖い!嫌だ!行きたくない! と言うのですから、歯医者さんにとってはたまったもんじゃありません。そんな場所だから自分から進んで行きたがる人なんてまずいません。それくらい歯医者というのは恐怖の対象であって、出来る事なら近づきたくない!と思う方がほとんどだと思います。

しかし、歯医者さんが怖いわけではなくて、それはつまり治療に伴う痛みを知っているから、覚えているから、ですよね。僕はあの『キィィィィーーン!』と聞いたこともない恐ろしい音のする奴が一番苦手で、とにかくこれが恐怖でしかないのですよ。

たまに神経に到達して『キュイン!』とくる、痛みと表現すべきかよくわからない感覚がとにかく嫌で仕方ないのです。あれは本当に経験したくない感覚です。一度経験してしまうと誰しも逃げ出したくなるのも頷けます。自白を目的とした「歯科治療」という拷問もあるくらいですから、これは人間が耐えられない、我慢できない痛みなのです。まだ医学の発達していなかった昔などは、麻酔なしで虫歯の治療?もやっていたそうです。想像しただけで恐ろしいです。

 そんな僕なので、虫歯になって痛みに耐えられなくなって、仕方なく歯医者に行くのですが、痛みが取れた途端に通院を止めてしまいます。歯の治療はとても根気が要ります。そのためのスケジュールも開けておかなければいけませんし、優先事項のトップにはまず来ません。一度通院を止めてしまうと「まぁいっか」と確実に流されてしまいます。

 僕は今までずっとこんな形で中途半端な治療をしてきました。その結果、口の中はもう悲惨です。虫歯は勝手には治りません。しかも放置すれば歯だけではなく、他の場所にも悪い影響が出始めます。とある歯医者さんが仰ってましたが、「歯を1本失うことは指1本失うのと変わらないレベルだ」ということです。

歯を健康に保つ事がどれだけ重要な事なのかが分かっていませんでした。

 

そして僕は一大決心をします。今のこの状態を放置するのはもう終わり。歯の治療を完治するまで続ける!と。絶対に途中で投げ出さない事を自分自身に課しました。

 

 そうと決まったらまずは歯医者選びです。今ならネットでたくさん検索できますが、僕の子供のころ等は近所の歯医者に行くしか選択肢がありませんでした。仕方なく行くのですが、そこがまたいわゆるヤブ医者でして、技術的な面でいい思い出がありません。

 

これは昔に限った事ではなく、本当につい最近でもありました。5年ほど前だったと思いますが、治療後にずっと違和感があり、鈍痛がなかなか取れなくて、相談してもそのうち無くなりますよ、と言うだけで取り合ってくれませんでした。あまりにも痛みが出だしたので歯医者を変えてみました。そしたらその治療した歯の奥から小さいネジの様なものが出てきました。(歯の根っこを掃除する器具だそうです)その歯医者にはもう二度と行きません。

 

 歯医者選びは本当に運です。口コミが良くても自分に合っていない事だって多々あります。また腕があっても遠方では通う気力も失せます。必然的に通える範囲内という事になりますが、あまり悩んでも決められなくなるのでここは思い切って運を天に任せてみましょう。行ってみてダメだと思ったらやめればいいだけですし。

 僕がまず優先したのは『先生の腕』です。ちょっといやらしいんですが、どこで勉強してどこで経験を積んできたか、です。

幸いなことにホームページには院長経歴なるものが載っているところがほとんどです。例えば飲食店でも良く似ています。フランスの三ツ星レストランで5~6年修業した、とかでしたらまずその辺の料理人では太刀打ちできないでしょう。最先端の技術や流行を間違いなく勉強しているのです。

それと一緒でやはり経験は重要なポイントです。だから調べましたとも。出身大学や研修先の施設等々を…。そういった経験や勉強が基盤にあり、開業後も頻繁に情報更新や最新技術を導入しており、尚且つ施設も清潔なら三ツ星クラス間違いないと言えるでしょう(お前誰やねん)

 

さて、医院は決まった。いざ門戸を叩く時が来たわけです。この時には命を預ける覚悟が必要です(笑)。あなた様にすべてを委ねます、という心境ですね。

 

 ここからは僕の思った感覚で書きますんでご容赦ください。

まず受付。間違いなく女性スタッフだと思いますが、対応を観察しましょう。どんな業種でも入口はとても大事です。

笑顔…100点、言葉遣い…100点、雰囲気…100点、顔の好み…1000点(これは関係ないか)まさにパーフェクト…。この世に天使なぞ居ないと思っていたが、天使は存在する。受付クリア! 

そしてここからが一番重要な、院長先生がどんな人なのかです。。。。

めちゃくちゃ優しい!話し方が丁寧!患者に寄り添うような姿勢!

これほんと大事です。これだけで安心感が桁違いです。そして実際に診察台に寝て、口の中を見てもらいます。

めちゃくちゃ丁寧!常に声掛けしてくれる!ちゃんと細かく説明してくれる!今日は痛いところだけ軽く治療!今後の治療スケジュールを教えてくれる!

 

いや~、あまりにも丁寧なんで居心地良すぎました。今回軽めに治療してそんなに痛くもなく終わったんで次回も来たいって思いました。

実際にこの後本格的に虫歯治療が始まりましたが、麻酔をしっかりしてくれてたおかげで、削ったりの治療も全く痛みがなかったのです。口の中で結構激しめにゴリゴリッ!とかギュイィィィーン!とかすごい音は聞こえるのですが、まったく痛くない!今までの歯医者ではたまらず手を挙げたりしてたんですが、今回の治療で歯医者の恐怖がなくなりました。麻酔の力はスゲーです。いや、先生の的確な注射と麻酔量によるものなんでしょう。

歯科治療においての最難関である痛みへの恐怖ですが、この痛くない!という事実を体感することで恐怖から解放され、まさに赤子の様に身も心も先生に治療を委ねてしまいます。この状態になればもう治療が怖いものではなくなります。こうしてどんどんどんどん治療を進めて行き、気づいたらあと1回で治療が終わり、の最終段階を迎えていました!あれだけあった虫歯がもう完治目前だと⁈ 今まで幾度となく挫折してきた歯の治療を、生まれて初めて完遂する時がきたのです。

 

 虫歯がない―。

こんなにも精神的に安定するものだとは思いもしませんでした。虫歯や歯周病をはじめとした口腔内の異常は、れっきとした『病気』です。ともすれば放置しがちな口のトラブルも病気なんだと理解すれば、これは放置しとけませんよね。歯は神経が通っていて脳との距離も近く、場合によっては重大な疾患に繋がることもあるそうです。

歯を失ってしまう前に、しっかり歯磨きをして虫歯予防して、あと50年は頑張ってもらわなければいけないのですから、これはおろそかにできないですね。

 

 そして歯の治療を完治した僕ですが、現在でも定期的に歯医者に通っています。3か月に一回の定期健診です。これも医院の方からそろそろですよ~と通知が来るのです。

これは本当にありがたいサービスです。通知がなかったら十中八九行っていないでしょう。行くも行かないも勝手なんですが、1年にたった4回の検査だと思えば何ら苦ではないですよね。これだけで歯のメンテナンスがキープ出来るんですから、行かない選択肢はあり得ません。歯医者でこんなにハマったのは初めてです。良い歯医者さんと巡り合えて本当に良かったです。

 

 さて、ここでお題の『ハマる10の理由』を書いてませんので、ざっと羅列してみたいと思います。

私が歯医者にハマる10の理由……う~ん?、その『ハマる』の意味と違うか。これだと何か違うサイコパス的な臭いがしますね。まぁいいか(笑)とりあえずざっと挙げてみます。

 

1.先生の経歴がすごい

2.最新技術を導入している

3.施設が清潔である

4.受付スタッフが天使

5.先生の人柄が優しく丁寧

6.先生の豊富な知識と確かな技術

7.アフターケアもしっかり

8.受付嬢が天使

9.天使が可愛すぎる

10.先生より天使に会える

 

ハマる理由をざっと挙げたらこんなもんですかね。でも良く考えたらハマる理由は受付の天使のおかげかもしれません(いや、間違いない)

 

 歯の治療はなかなか勇気が出なくて二の足を踏んでしまうことが多いですが、ここに挙げた『これであなたも歯医者にハマる10選』として、歯医者を選ぶ際のヒントになってくれると嬉しいです。

歯を治療して健康な人生を送りましょう。