なるがです。
人生のドン底、不幸の弩ピークが47歳だと専らの噂です。オイオイ!ついさっき47歳を迎えた僕にとってこれは流石にジョークがきっついです。タイムリー過ぎるでしょ!なんて日だ!(笑)
これはアメリカ ダートマス大学教授の、デビッド・ブランチフラワーというおっさん(失礼)が発表した研究論文だそうですが、ちょっと何言ってるかわかんないですよね。
その論文がどんな内容なのかと言いますと、面倒くさいので詳細は割愛しますが、
『中年期に幸福度が下がる傾向が見られる。これは宇宙的に不変のことであり、何かしらの自然の摂理が働いている。もしかしたら遺伝子に何かがあるのではないか』
と言っています。しかも、
『全世界共通、猿の世界においても同様の結果が得られた』
と言います。
要は厄年みたいな事を言ってるんだと思料。47歳ともなれば人生の折り返し地点、いろいろあって当たり前でしょう。
とは言え思い当たる節もそれなりにある訳で、確かに当たってはいるんですがね(笑)
だけど42歳の大厄年も無事乗り越えたし、こんなのは気の持ち様でどうとでもなるのである! と言うのが僕の持論でもあります。
そんな強気に言ってますが、42歳の誕生日には財布無くして家に帰れなくなり、会社の事務所で椅子並べて寝ましたし、転職が上手く行かなくて正社員からアルバイトになって…年収ガタ落ちして…ブラックだと気付いて、ギックリ腰になって、その他もろもろあったな〜……あ、大厄の洗礼受けまくりやんw
となると47歳の今はですね……
往復4時間通勤
朝4時起き22時帰宅
上司からのプレッシャー
ツラい
とにかく眠い
肩痛い
メタボ判定
俺って家族?
家族と会えてない
娘があまり相手してくれない
嫁さん同
たまに来るおじさん状態
元職場の女の子にラインするも既読スルー
全然遊んでない
そもそもお金がない
ETC
やばい、やっぱ不幸だわw
ですがこんな事で、もう俺はダメなんだ〜!って諦めるのは違うと思います。
確かに辛い事がたくさんありますが、こんな僕でも、がむしゃらに頑張っています。がむしゃらを使える年齢ではないんですがね。
とにかくやらなければ何も起きないし、起きているネガティブな事象にウジウジ悩んだってどうにもならないんです。
じゃあどうしたら良くなるのかを考えて行動するしかない。
カンタンです、すぐそれをやってみる事です。これに尽きます。やれば結果が返ってきますから。
口で言うのは簡単ですが実際はツラい(笑)
ここにリストアップした以外に、絶対避けられない親の問題なども絡んで来ます。
ついこの前両親から「終活を開始しました」との連絡がありました。
前々から分かってはいましたが、こうしてお別れの挨拶みたいに言われるととても変な感じがします。これも47歳の試練なのかもしれません。
律儀な人達だから、なるべく迷惑はかけないで逝こうと思って言ってるのだと思います。
死ぬ為の準備をする。
この世とついにお別れをするのだという両親の心境は一体どんなものなんだろう。笑いながら話すけど、見送る僕はそんなあなた達が愛おしい。
またまた戦争絡みで恐縮ですが、特攻隊員も死ぬ為の訓練をして、笑いながら手を振って飛び立って行ったと云います。
心の中は怖くて仕方なかったと思いますが、そんな事は微塵も見せず、ただ両親や家族、周りの人たちへの感謝だけを伝えて逝きました。
ある意味悟りの境地に達していなければこうはなれないでしょう。きっと両親が笑っているのも、この特攻隊員達とおんなじ気持ちなのかもしれません。
少し話が脱線してしまいましたが、この様に47歳とは離別、離婚、リストラ、身体の不調、その他もろもろ不幸の前兆が大挙してやって来る年齢なのです!
お隣の韓国でも、『起承転鶏(けい)』という造語があります。
45歳くらいに一度リストラの嵐があり、あぶれた人達は最後は鶏になるしかない。つまりどんな仕事をしていようと最終的にはチキン屋で食いつなぐしかないと皮肉を込めているのです。
それほどこの年齢は不遇なのだと思い知らされます。
…はっ!…飲まれそうになってる!
いやいや、ここで負けてはいけませんぞ、47歳の同期諸君。これからこの歳を迎える人達も、何も怖い事なんてないのだから。遠い国の知らないおっさん(失礼)の戯言に一喜一憂するなんてもったいない事です。
ネガティブな事なんて片っ端から全部片付けてやる!そんな気持ちで生きていきたいですね。
だから後悔しない様に少なくともやれる事は努力しよう。やれば何か結果が出るのですから。
そしてそれだけじゃなく、これからは生き方についても考えていこう。
死ぬ為の準備ではないですが、人に優しく、地球に優しく、後に残される人達に出来る事を考える…そうして残りの人生を歩んで行きたい…などと偉そうな事ばかり考えております。
幸いにもですね、この47歳以降は徐々に回復していくので後は幸福しかないとの事です!! これは朗報ですね! そして人生で最も幸福なのは82歳以上なのだそうです。
そう考えるとラッキー地点に到達しているとも言えなくね?これからは良くなるしかないんだから。現に嫁さんからバレンタインに『シャアザク』のパッケージのチョコ貰ったし。
だから僕はこの歳を何が何でも乗り切ってみせます。
82歳の時、人生で一番幸福でいられる為に何をしていけば良いのだろう。もしかしたらもうこの世にいないかもしれない。
この年齢が意味するものは何なんだろうと考えた時、頑張って来た人生を振り返れる年齢なのかなぁと。人生の総決算、総まとめ。
僕が好きな言葉にこんなのがあります。ネイティブアメリカンに伝わる教えだそうですが、結構有名です。オリジナルは『あなたが〜』ですが、ここではちょっと視点を変えて、『僕が〜』で捉えてみます(その必要ある?)
僕が生まれたとき
周りは笑って
僕は泣いていた
僕が死んだとき
周りは泣いて
僕は笑っていた
そんな人生でありたい
めちゃシンプルなのに奥が深いこの言葉が好きです。82歳を迎えた時、これを思えたら本当に幸せなんだろうなと思います。そう思えるのもきっとこの年齢が一番幸せを感じるからなのでしょう。
若い人達にはまだまだ先の話ですが、僕も82歳まではまだまだ道のりは長いです。始まったばかりです。
笑って人生を終えられたら……これぞ本望、
人生の幸福とはこれに尽きますよね。
貰って嬉しいシャア専用ザク