なるがままにされよう

このGブログも6年目に入りました。気が向いたときに書きます汗

一週間の献立を考えるにあたって

なるがです。

 

  学校が休校になってからというもの、多くの奥さん方は日々朝昼晩の献立に頭を悩ませていると思います。さらに子供だけじゃなく、テレワークになったせいで旦那の分も作らなければならない等、余計に負担が増えたと嘆く声も聞かれます。哀しいかな、亭主元気で留守がいいとは良く言ったもんです。

 

 確かに毎日の献立を考える作業程めんどくさいものはないですよね。おまけに買い物は3日に1回にして欲しいなどとの要請も出てきて、奥さん方は混乱しますよね。

 

  基本はあるもので作るのが一番効率的で良いんですが、中々そうもいきませんし。ましてやガチでメニューを組むと買い物の量も必然的に増えます。これは我が家の冷蔵庫の様に微妙に余った食材を生む事となり、ある日奥底から未知の物体Xとして出てくる事多々。

プレッシャーにもなりますし、前もってメニューを決めてしまうのは逆にオススメ出来ません、というのが僕の思う所です。その時その時で臨機応変に決めればいいのです。

 

などと偉そうな事を言うと奥さんに、「じゃああなたが作れば⁈ ⁈ ⁈」メラメラ!!…とドヤされる事間違い無しなので、世の旦那方はメニューに関して一切口出ししてはいけません。作ってくれたものには一切文句は言ってはいけません。コレはまじです。

 

  ですがやはり手作り料理はいいものです。何たって愛情が入っている。温かみがありますよね。愛情をかけてあげれば何でも美味しくなるんです。

…なんて言うのはただの戯言です。

愛情などかけなくても美味しいものは美味しいし、愛情をかけてもマズイもんはマズイ。

そして世の中の奥さん達がこの『手作り=愛情』性善説にどれだけ辟易してることかと僕は思います。

 毎日イチから手作りする必要など全く無いのです。子供の健康も大事ですが、余程の事がない限り大丈夫です。死にはしません。朝食にヨーグルトやらフルーツやらあれもコレも用意しなくたっていいんですよ。テキトーにパン一枚と牛乳だけでもいいんです。

 

 だけどご近所情報やネット、インスタ等に流れてるものは手の込んだものなどが多いですよね。そして男達はコレを見て食のあるべきカタチなんだと勘違いするわけです。

正直言っていいに決まってます(笑)が、毎日やる必要はないという事です。思いっきり手抜きだとしても、用意してくれるだけありがたいと思わなければ。子供らもコレ嫌い、アレが良いとか言ってないで黙って食べるのだ!

 

 ところが今の私達はアレも欲しいコレも欲しいと、欲しいものだらけです。好きなものを食べたくて何故悪い?という声も聞こえてきそうですが、じゃあ家庭において僕ら食べるだけの側は、用意してくれる人を手伝ってあげてますか?多分出てくるのを待ってるだけだと思います。子供はいいとして問題は旦那です。

それなのに、「えっ、これだけ?」とか、「ご飯まだ〜?」などとは死んでも言ってはいけません。これを分かってない旦那が多過ぎる。これは禁句なのですよ(経験済み)

 

CMの西島秀俊のような完璧な旦那なら最高なんですが、殆どの旦那は小学生の子供と同じです。たぶん。いや、そうです、きっと、僕も含めて。

そして文句を言わず食べたら皿洗いくらいしなければ!テレワークで家にいるなら尚更した方がいい。奥さんたちは子供らの面倒を見る負担が増えてるんだから、それくらいはしないとダメです。僕ですか?当然進んでしてますよ。

不思議とするようになってから何故か機嫌もいいんですよ。実はやってと言われたからやってるんですが…。

でもやっぱり疲れているんだと思います。だから「何でオレが?」などと思ってはいけません。ウチはやって欲しいと言ってくれるだけマシですね。

  この自粛の間に何かしなければ、まさに今ドンドン不満は蓄積され続けて行くのです。これは日々増える感染者数の比ではありません。自粛疲れも見え始めている現在、嫁パンデミックも時間の問題かもしれません。気をつけた方がいいですよ。嗚呼恐ろしや。コロナ離婚というワードがそれを如実に表していますね。

 

  いつもの様にタイトルからズレまくっていますが、ご容赦ください。

 

  ではどうするか。考え方としては、

『ご飯、汁もの、おかず』

この3品で十分だと思います。

そして手抜き日を火曜、木曜、土曜とかに設定して、惣菜もので済ます!手抜き。

汁物は冷蔵庫のクズ野菜を刻んで味噌汁にすればいいと思います。ブイヨンベースならトマトとショートパスタを入れればミネストローネ風です。

さらにその他の曜日は、カレーで手抜き、ホットプレートでお好み焼き、もんじゃ焼きで手抜き、庭やガレージがあるならバーベキューなんか手抜きが出来るのでいいですね。

牛肉なんか要りません。鶏肉とウインナー、タレと野菜、ご飯があれば十分。ビールとジュースで乾杯すればさらにごまかせます。

 

あとは必殺!丼ものです。丼にしてしまえば殆どのものはそれなりに見えます。

例えば豚肉の生姜焼き。どんぶりにご飯をよそって、キャベツの千切りと豚肉を豪快に盛り付ければできあがり。ワンプレートにしてパクチーと目玉焼きを添えればなんちゃってアジア風にもなります。汁物も添えれば完璧です。

 

究極は弁当を買ってきて、ちょっとひと手間、色合いにサラダなんかを添えてお皿に盛り直す!

ワンプレートにして、少し副菜を増やして盛り付けるとそれらしくごまかせます。

ごまかし、手抜きばっかりやん!すいません…。

 

  今は外食しようにも、自粛で店が開いてないので必然的に作るしかないのですが、全部を手作りしていたら体が持ちません。プロは冷蔵庫の中身を見れば献立を組み立てられますが、普通は簡単に出来ないと思います。

 

 手作り料理が愛情あるのは誰もが認めるところですが、出来合いの惣菜を盛り付けて出すのとそんなに大差ありません。要はうまくごまかすテクニックがあればいいんです。それは器やお皿ひとつでも驚くほど変わります。旦那は絶対気付きません。

そして男達は仮に気付いたとしても、それを黙って美味しいと食べる。これ買ってきた惣菜かな?などと野暮な事は思わない事。

嫌なら自分が作ってあげればいいんですよ。

 

  料理って好きじゃないと本当にめんどくさいだけなんですよね。だから毎日作ってくれる奥さんに対し感謝しましょう。

今なら一人で買い物に行く、文句を言わずに食べる、洗い物をする。せめてこれくらいはすべきです。

全て僕がやらされて…あ、いや、やっている事です!

いや、冗談抜きで手伝ってあげてください。今しかないですよ。子供たちともしっかりコミュニケーション取れる時です。

 

奥さん向けで書き始めたのに、気づけば最後は旦那向けの文章になってしまいました。

いつもの事です。